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そうかなあ~ シリーズ・オステオパシー

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アメリカでセミナーを行い、デモで治療し、
結果を出す。治療前に行った検査の結果が
治療後によくなっている。症状のある人が良くなる。

 

これらは私が日本で行うセミナーや
治療でもいつもやっていることですが・・・

 

あるD.O.が、私が行うのを見ていて、
楽しそうだという話をしていました。

 

別に楽しいわけでもなんでもなく、結果を出す
ことは、ごく普通のことと考えています。

 

そこで、こんな仮説が成り立ちます。

 

この辺のことは、本人たちに詳しく話を
してもらえないので何とも言えませんが・・・

 

同僚のオステオパスに身体を治してもらっても
治っていない、ということを考え合わせて、
アメリカの一流のオステオパス以外の
一般のD.O.は、ある程度を治し切る
技術レベルにはなっていない。

 

これは、彼らがDr.であるので、治しきれなくとも
投薬などの方法ができるため、技術を追求しない
のではないか?ということです。

 

広い範囲でオステオパスを見ていないので
何とも言えないのですが、今のところの仮説です。

 

つまり一般レベルと一流では、
すごい開きがあるんじゃないか?という考えです。

 

これは私が、まだアメリカのオステオパシー
事情をよく知らないための感じであり、
実際は違うかもしれず、あまり簡単に
そう思わないでいる方が賢明だとは
思いますが、今回のアメリカセミナーで
感じたことの1つではあります。

 

もしそうであるなら、なおさら私の技術が
広まることは望ましいことなのだと
いうことになります。

 

ただ、首の回旋テストの時には、軸を考えて
正しく行っていて、それはさすがだと思いました。

 

だから彼らの全体像が見えない以上は、
あまりはっきりとは言えないことであります。

 

また、クラニアルの時に、私がハードポテンシーを
行ったり、脳についてのテクニックに言及すると、
彼らには脳に対してのアプローチはないと
言っていて、「やはりそうなのか?」とは
思いましたし、私の行ったクラニアルの
ほぼすべては何をやっているか分からないようでした。

 

ふところが深いのか浅いのか、今のところ
分からないというのが感想です。

理解の度合い

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今回私がアメリカで教えた時に、D.O.であったり、
研修医であったり、プレの学生であったり、
色々なレベルの受講生がいたため、
プレの学生の何人かは、私の言っていること、
やっていることは全く分からないようで、
集中力に欠けていました。

 

しかし、そのうちの2人は非常に熱心で、
最後まで勉強してくれました。

 

高度な勉強ほど、ある程度の知識、技能を
持たねば、理解できないのは日本でも同じです。

 

私の「診断教本2」は、アメリカに2冊持っていき、
2人のオステオパスの手に渡しました。

 

かなり内容の濃いものであり、日本語ではあるけれど、
もし読む機会があれば、どれくらい深いところまで
述べてあるか分かってくれると思います。

 

今回のセミナーでは、この教本に書いてある
「トライアングルパルペーション」を全員に体験し、
練習してきました。

 

彼らの技術の中に、これらのテクニックを取り入れ、
活用したくれたら何よりと思います。

 

トライアングルパルペーションで、そのまま身体を
リリースする方法も見せて、話をしてきました。

 

大変繊細な技術なんですが、彼らはしっかりと
理解してくれたようです。

今回のアメリカセミナーで

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色々と、かなりのテクニックを見せ、
かつ教えてきました。

 

彼らに教えたものの中心は、「インパクション
テクニック」と「圧力バランステクニック」です。

 

圧力バランスの1つは、膝に対する圧力バランスであり、
デモでモデルになってくれたオステオパスは、昔、
左膝を壊していました。

 

体重もらくに100kgを越えている人です。
明らかに左膝は内側にくの字に曲がっています。

 

それをみなさんにチェックしてもらい、
圧力バランスで変形を取り去ると、
全員がそれを確認して、私の治療を
受けた本人も、非常に快適だよと喜んでくれました。

 

周りはオステオパスだらけなのに、
誰も彼を助けられなかったということです。

 

この、変形を治すテクニックは、今度の
圧力バランステクニックセミナーのメインです。
骨折の後遺症や、側弯症を含めて教えます。

 

また、手首や指の痛みに対して、どのように
治療するか講義します。楽しみにしていてください。

拍手と握手

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今回4日セミナーを行ったのだけど、
最初の2日間で、今回のセミナーを準備してくれた
ジェレッドさんと、その友人のダンさんに、
詳しく技術を教えて、残りの3日目、4日目の
2日間のアシスタントをしてもらうように頼んだ。

 

最初はぎこちない感じが、1日2日と経つうちに
親しくなった。

 

1日目に、お世話になったジェレッドさんに、
私の最新の本である「診断教本2」を差し上げると、
すごく喜んでくれ、袋を開けて中を見てくれた。

 

私が、「日本語だけど?」と聞いても、ただただ嬉しい、
ありがとうと言って受け取ってくれたのが良かった。

 

何とかこの本は完成させてアメリカの地に
置いておきたかったからだ。

 

また、彼を指導しているD.O.の先生にも渡してほしいと
頼むと、「彼もきっと喜んでくれる」と言って受け取って
くれたのが嬉しかった。

 

その先生は3日目の朝、会場の準備のために来てくれて、
「あなたのことはジェレッドさんから聞いて、
よく知っているよ。私も参加したいけど、時間が取れず、
残念なんだ」と言ってくれたのも嬉しかった。

 

1日目、2日目と受講してくれたジャレッドさんとダンさんの
アドバイスで、最初は私がオステオパスとして
しっかりとした技術を持っていることを示すために、
オステオパシーらしい技術を行って、それから
インパクションとWTSを行うのが良いのではないかと
提案してくれたので、3日目は、日本から来た目的と
考え方を伝え、「クラニアルフォーステクニック」を行った。

 

まあ、ここでも非常に面白いストーリーがあったのだけど、
治療前と治療後に検査を行い、かつ何人かの
オステオパスにも身体のチェックをしてもらった。

 

たしかにクラニアルだけ治療して、全身に変化を
与えたのを理解してもらえたようだ。

 

治療する前に私は、擦過テストで、メジャーは
左足首にあることを言って、それを抑制すると、
全身に変化を起こすことも確認してもらい、
「本当はこのメジャーを治してから、クラニアルを
治す方が良いのだけど」と前置きして、クラニアル
フォーステクニックを行った。

 

治療後の変化を見てもらい、ちょうど昼食時間と
なったところで、昼食時間ですからここでいったん
やめますといったところで、全体に拍手が起こった。

 

拍手はセミナーの最後の日にも起こり、各先生が
私に握手を求めてくれ、しっかりと握ってきた手に、
私もしっかりと握り返した。

 

こういう時弱い握手をするのは良くないことを
知っているからである。

 

本当にアメリカの地で、私の技術を受け入れてくれ、
嬉しかった。

 

私のセミナーを受けている日本の先生へ・・・・・

 

アメリカのオステオパスは皆さんを
羨ましがっていましたよ!

 

あなたたちも頑張ってレベルを上げてください。

 

また、~式頭蓋治療とか、DVDを出している先生に、
アメリカに行ってその技術が本当に通じるのか
やってみてほしい。

 

本当によいものなら、オステオパスの先生は
受け止めてくれますよ。

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大成功

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詳しい話は追々しますが、今回の
アメリカでのセミナーは大成功である
と言ってよいと思います。

 

参加者は、D.O.、研修医、プレの学生たちでした。

 

全員が私のオステオパスとしての質の高さと
技術を認めてくれました。

 

私の技術の高さにもろに驚愕の顔を
示してくれました(笑)

 

セミナーの会場は、彼らの仕事場であり
研修の場所である「フロリダホスピタル」
という病院でした。

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そのうちの2人からは、「日本にあなたの技術を
学びに行ってよいか?」と聞かれ、そのうちの一人は
「1か月あれば学べるか?」と具体的な話も
してくれています。

 

また、3人のオステオパスから、「私に治療を
してほしい」と頼まれました。3人は私の治療を受け、
大変喜ばれていました。

 

これらは後々詳しく話しましょう。

 

私は日本でセミナーを行うように、がんがん
「こうやるんですよ」と言って指導してきました。

 

そして、彼らもそのことを真摯に受け止めて
しっかりと勉強してくれました。

 

研修医やD.O.はさすがに病院内では医師の制服を
着ていて「あ~、やっぱりDr.なんだな」と
思わせてくれました。

 

まあ、分かりやすく言えば、大学も出ていない私が、
大学病院に行って、医学の講義をして教えるようなものです。

 

まあ、色々と面白い話はあったのですが、特に印象に
残っているのは、彼らが、「日本の先生は、先生の
技術を学べて良いですね。多くの人が学んでいるの
ですか?」という問いに対し、「日本人は私の技術に
ついてこれず、学びに来る人が少ないです」と答えると、
非常に不思議そうな顔をして、「残念ですね」と
言ってくれました。

 

私は「日本で教えるより、あなた方オステオパスに
教える方がやりやすい」とはっきり言いました。

 

そして、「今回少しでも私の技術を身に付け、
臨床で色々データをとって、その成果を伝えてほしい」
と頼みました。

 

私が、「残念なことに、日本では、医師と治療者、
オステオパスは仲が良くない」と話をすると、本当に
残念そうな顔をしてくれました。

 

このフロリダホスピタルというところは、全米で
一番多くのオステオパスが働いている病院であり、
オステオパスが一番勤めたがっている病院でもあり、
医学的にオステオパシーの成果を研究しているそうです。

 

また、彼らの学んでいるオステオパシー大学は
1000人からの学生がおり、外からの講師を
招聘してセミナーをやるそうで、詳しいことは
ここでは言えないのですが、もしかしたら
大学で講義やセミナーをやるなんていうことが
起こるかもしれません。

 

何しろ、私は大望が大きく、私の持つ技術を
世界に広めていきたいと思っています。

 

去年もそうでしたが、今回も、やはりベーシックな
技術を含め、私の技術は十二分にオステオパスに
通じることが、改めて明白になりました。

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本代

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AAOの書籍ブースで見つけた
A.T.スティルのことを書いた、
私の持っていない本の注文分が、
X君の分も合わせて、昨日来ました。

それ以外にもめぼしいものを注文したのですが、
全部で10万円以上いきそうです。

すでにオステオパシーの本は
どうでも良いのですが・・・
本を買うという私の趣味の為もあり、買いました。

中にはセミナー時の教育用に向いているDVDも
ありましたので、その分もたくさん入っています。

解剖学のものや、クラニアルの頭蓋の動きが
アニメーション化されているものなどが含まれます。

これらを使ってセミナーを行えたなら、
見た人は大変イメージを作りやすいと思います。

届くのが楽しみです。

プレゼン

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「ニューアイデアフォーラム」という名称の
プレゼンは、私の番が3時30分から始まりました。

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私以外の3人のプレゼンターは、理論的な話ばかりです。

結局出席者はイスが50名分あったにもかかわらず、
13名くらいでした。そのうち何人かはプレゼンターでした。

しかし、私がプレゼンを始めてから2人の若い女性が
途中退場しましたが、聞いていた人は皆まじめに
聞いてくれていたし、ノートをとっていた人もいました。

実際に私の治療を見て、または体験した先生はみな
私のテクニックに興味を示してくれたので、きちんと
大勢に伝えることさえできれば、必ず成功するという
自信を持てました。質問もされました。

全てのプレゼン終了後、2人のオステオパスに私の
治療の説明をしました。

私は、今回合計4名の人を治しました。

その場合、私がチェックしたところに確かに異常があることを
本人または他の先生に確認してもらい、治療後にそれらが
確かに変化し、よくなったことを、本人とチェック係りの
ドクターにも確認してもらうというふうにしました。

私が見つけて治療し、再検査してもらい、確かに
良くなっていることを理解してもらったのですが、
何故か良くなり、変わったのを見ると、向こうの先生は
国民性だか何だか分かりませんが、笑いが出てしまうようです。

それは悪意ある笑いでないことは分かるのですが、
日本人の感覚とは違いますね。

しかし、プレゼン後に話を聞いてくれた2人は、
真剣に私の話を聞き、「私はこんな症状を持っているので
治してほしい」と言ってきました。

WTSの治療を簡単に説明し、全てを行うには時間が必要で、
1回で全てが治るわけではないことを話しました。

オステオパシー大学の学生さんは、「アメリカで学ぶことは
できないのか?」と聞いていたので、「これは私の
テクニックであり、アメリカで学ぶのは無理です。」

私は「アメリカに来るか、日本に来てもらうしかありません。」
と言いました。

そこで最後に私は、プレゼン前にホテルの部屋で
全員に話した、私の考えたフレーズ、本当は時間があれば
プレゼンで言いたかった言葉を2人に言いました。

I have a dream to change the world!

彼らの反応を見て、??という感じならば、
その後の言葉を言わないでおこうと思ったのですが、
2人とも真剣でしたので、私はさらに

「このテクニックや技術であなた方を変えられたならば、
多くの先生が、より多くの心と身体を病んでいる人を
救えたならば、世の中は今より良くなり、世界は
変わっていけると思う」と言ったら、

その学生さんが、「私もそう思う」と同意して
くれたのが非常に嬉しかったです。

しかしです。

後でパーティで会えたらと言って別れたのですが、
その夜のパーティは、あまりに人が多く、
残念ながらお2人にはお会いできませんでした。

AAO,会場はデカい!

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このホテルは色んな催し物をやるようで、
私達が来た時は、century21の世界大会のような
イベントで色々な国から大勢来ていたし、
結婚式もやっていたし、色々あったようです。

会場の大きさは写真で見て下さい。

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オステオパシーも、色々な会場で
色々なことが行われていたようです。

革新的治療

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AAOでは、ワールドセラピーシステムと
インパクションテクニックを、縁のあった
D.O.にある程度説明しました
(半分も出来ていませんが)。

なにしろ、この2つでも膨大な量の
情報があります。

しかし、体験し、説明を聞いた先生は
大変興味を持ってくれました。

残念ながらハードポテンシーも、ニュートラルバランス
テクニックも、見せる時間も説明する時間もありませんでした。

その原理(ハードポテンシーは教えません)は、
外からは全く想像することも出来ず、だいたいの
オステオパシーテクニックを勉強していた私は、
この原理は他には絶対ないと断言しきれます。

今年、ニュートラルバランスのセミナーの
フェーズ1,2を2回行い、フェーズ3を1回やったら
しばらく休止です。

そして新しくなったインパクションを、今年の後半に
行う予定ですので、この機会にぜひ学んでください。

不思議な話

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アメリカに行った人は体験あると思いますが、
手荷物検査の時に丸いドームの中に入り、
両手を上げ、前のドアの所が閉じ開くとやって、
身体を検査する機械があります。

私は行きに検査を受けた時に、「お腹にお金を
入れてないか?」と聞かれ、「何も持ってない」と
答えて通過しました。

しかし、帰りの空港でもまた引っ掛かり、
「両手に何かつけてないか?」「お腹にお金を
持っていないか?」「ズボンを上げて」と言われました。

「何も持っていない」と答えると、検査官がわざわざ
私の両腕を触って確認していました。

無事に通過しましたが、
行き帰り2回も言われると変ですよね。

私はみんなに、「私の丹田と両腕のエネルギーを
機器がキャッチしたんだよ」と言ったら笑われましたが。

まんざら違っていたとも思えないんですが。

もしそうなら、すごい機器だねー。
しかし、迷惑だと思った次第です。

書籍ブース

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アメリカについてホテルで一晩寝て、
いよいよAAOの会場に向かう。

大きな会場で、高名な(イコール優れた治療家
なのかは、残念ながら知識がないため分からない)
オステオパスが、映像を交えて解説をしていた。

トラウマについての講演、2人の先生の講演を
聞いていたけど(多くのオステオパスはちゃんと
聞いていた)、私がきいた範囲では、当たり前だと
思うことばかりであった。

申し訳なかったけど、あまり面白くなかったので
途中退場してしまった。

たしかに勉強しなければならないのだけど、
AAO,オステオパスの雰囲気を知って、
翌日のプレゼンの為、場慣れという目的も
あったので、色々見て回ることにした。

大会場、小会場で色々なことが行われている。

その中で書籍ブースにいこうということになり、
我々一行(4名)は向かった。

すっごい広い会場で、色々なものが売られていた。

あるところでは書籍を、あるところでは治療器具を、
また靴のインソールなど、オステオパシーの色々な
団体も店を出していた。

2か所にクラニアル教育財団とかあり、その2か所で
フライマン先生の話が出た。

私が「日本で2回フライマン先生のセミナーに出て、
CEOで2回会いましたよ」と言ったら、大変喜ばれました。

セミナーでフライマン先生に叱られたと言ったら、
「そうでしょう」と言っていました。セミナーでは厳しく、
普段は大変優しい人でしたと話してくれました。

その場所で見て、良いと思った本は全て買い、
ネットで買えるもの以外は手に入れました。

どのブースの人も、大変フレンドリーでした。

AAOのブースであった受付の女性には、
後にパーティでお世話になりました。

みな大変フレンドリーでした。

私が知り合ったオステオパスに

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本当はもっと多くのオステオパスに
伝えたかった言葉がありました。

キング牧師の演説で有名なフレーズと、
ブルース・リーchange the worldのDVDを見て
感銘を受けていた私は、この文章を用意していました。

そして、知り合えた2人のオステオパスに伝えました。

I have a dream to change the world!

人の心と身体が良くなれば世界は良くなる。

私が教えたものがあなたを変え、患者を変え、
オステオパシーを変え、世界を良くしてくれる日を。

今より苦しむ人を少なくしていき、心を身体を
解放できたならば、幸せな人が増え、より良い
世の中になるだろうと夢見ます。

と言ったら、2人とも私を真剣に見て、
「私も同意します。そう思います」と言ってくれました。

私は自分の気持ちが単なる夢ではなく、
そのように思ってくれる専門家がいてくれることを
心強く、大変心強く思いました。

今回の旅は大成功であったと思います。

たとえ少数でも、私の考えを知ってくれ、
共鳴してくれるオステオパスがいてくれることの方が
素晴らしいことだからです。

D.O.、FAAO

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我々一行の、AAO学会のラストは
土曜の夜のAAOのパーティでした。

大きな会場に丸テーブルがいくつもあり、
たぶん数百人のD.O.がいました。

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会場に入った時、我々は遅かったため、
(いつも遅いのだが)、全員もう席についていて、
我々の入るゆとりはなかった。

AAOの書籍ブースで知り合った受付の女性が、
スタッフの為に開けていたテーブルに
我々もどうぞと勧めてくれた(アリガトウ!)

会場ではステージ左右の巨大なスクリーンに、
故フライマン先生の足跡を語る映像が映し出されていた。

その他、色々やっていたようだが、英語の分からない
私には、さっぱり分からなかった。

しかし、会長(前方で横一列に座ったD.O.
お偉いさんたち?)の真ん中で喋っていた女性の、
~D.O.FAAO、~D.O.FAAO
(ディーオー、エフエーエーオー)という
発音だけが、妙に耳に残りました。
数十人の名前が呼ばれていたと思います。

そして、その中で、海外よりわざわざ来ていただいた
先生方の紹介ですと言って、国名を呼ばれたら
立ち上がってくださいと。

イギリス、フランス、ドイツ・・・・そして日本と言われた時、
同じテーブルに座っていた人たちが、
我々の方を向いて拍手。

オッと思い、我々も立ち上がりました。

日本からは、我々と、少し離れていたテーブルで立たれた、
JOPAの下村先生ご一行以外はいなかったようです。

このアメリカのオステオパスのフレンドリーな感じも、
私はいたく感心しました。

私は思いました。

下村先生だけでなく、私もできたら、アメリカに出ていき、
かつ、もっと自分に自信のあるオステオパシーを
勉強している先生は、アメリカに出ていくべきなんじゃないかと。

別のブログにも書きましたが、私は
I hope to change the world! であります。

狭い世界で、なんだかんだと言っていないで、
出て行ってはいかがでしょうか?

何名かの患者さんから

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アメリカから帰ってきて出したブログを読まれた
患者さん数名から、心配して、「アメリカに行って
忙しくなると、あんまり診てもらえなくなりますか?」
と聞かれました。

「そんなことありません」「例えもしアメリカに教えに
行くようなことがあっても、治療は治療です」と答えました。

私が感じたのは、私の説明を受けたり体験された
D.O.はみな興味を持ってくれたことです。

私のやることに興味を持ってくれるドクターが多いのが
大変自信につながりました。

これもきちんと通訳してくれた須崎さんの
おかげと感謝しています。

本当はまだ多くのことを伝えたかったのに、
時間がなかったのが本当に残念でした。

アメリカで有名な講師のD.O.も、時間が取れるならば
私のプレゼンに出たいと言ってくれていました。

もし私をきちんとセミナーなどでアメリカに呼んでくれたら
きっと多くのことを伝えることが出来ると思います。

そして日本人の実力を少しでも認めてもらえたら
嬉しい限りです。

「日本人もやるな!」と思ってほしいわけです。

私には多くのテクニックや技術があり、
それらは伝えたいと思っています。

本当はもっと多くの日本人に私の作ったテクニックを
きちんと修得し、もしアメリカに行くならアシストできる
レベルにまでなってほしいと思っています。

そして日米間で技術で交流できたら、本当に
これが両国の関係を良くしていく力になると思います。

D.O.のレベル

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私がD.O.達の治療を見ていて気付いたのは、
やり方は何であれ、治療が終わった時に
ベッドから起き上がるときに、そのまままっすぐ
起き上がっていたことです。

「あ~あ、せっかく良い治療をしても、
あの起き方じゃ台無しじゃないか!」と思っていたのです。

それを同じように起きようとしたので、「ストップ!」

「こうやって起きて下さい。それは~という意味と、
~という意義があります」と説明したら、その生徒さんは、
「ソーリー」と誤って、もう一度寝て、きちんと起きてくれました。

そして、その時一緒にいた女性D.O.も、(私のプレゼンに
2人して来てくれた!)プレゼン時のデモに出てくれて、
起きるときには、教えた方法できちんと起き上がってくれました。

この2人の飲み込みの良さ!

きちんと説明し、納得してくれたら、
それをきちんとやってくれる。

日本でも、私のセミナーで何度言っても、
やらない人はやらない!この違い!

私は2つのことを考えてしまいました。

本当にレベルの高い人に教えることは意義がある。
また、レベルの高い人は、理解も飲み込みも早い、
ということです。

そして、私はつくづく、教わる側ではなく、
教える側になったのだなと思いました。

それはこの1つだけでなく、D.O.(それも年配のD.O.)の
やり方を見ていて、特に基本的なことが分かっていない、
または出来ていないように見受けられたからです。

きっと私が日本で教えていることをアメリカに
持って行ったならば、本当に歓迎してくれる
のではないかと思います。

分かってくれない人に教えるより、
分かってくれる人たちに教える方が
意義深いと思ってしまいました。

この2人のオステオパスは、私の解説と治療を受けて、
私のプレゼンを見に来てくれると言ってくれました。

最初は興味本位で聞いていたのが、みるみる
2人とも真剣になるのが分かりました。

日本の医師だったならば、こうはならない
(プライドが高すぎ)と思います。

しかし、一度認めてくれたなら、きとんと学ぼうとか、
礼儀をもってとか、しっかりしていて、日本人よりも
はるかに素晴らしいと思いました。

もう一人の高名なオステオパスに説明した時も、
フレンドリーに、かつ興味を持って、真剣に
私に質問し、見てくれました。

こういう体験をしてしまうと、いくら私が呼びかけても
学びに来ない日本の治療師より、アメリカの
オステオパスに教えたいと思ってしまうのは
仕方のないことでしょう。

日本でも、私の技術を一生懸命に学びたいと思って
頑張ってくれている先生もいます。

しかし、私から見て、そんなきもちじゃーなーと
思う人がいるのも事実です。

D.O.のテクニック

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19日、いよいよ午後3:30にプレゼンである。

我々一行は、前日に書籍等の物販ブースで、
何人かが治療していたのを見て、プレゼンの前に
インパクションに対するアメリカのオステオパスの
反応が知りたくて、そのブースに行って
何人かに交渉して治療させてもらおうと考えた。

同じ部屋へ行くと、前日にいた多くのバイヤーは
消え去り、AAOのスタッフが自分たちの書籍を販売し、
かつOMTテーブルが12台あり、D.O達が
治療をしていた。

私は見て回っていたのだけど・・・

ほとんどは私が見て分かるテクニックであり、
私からすると旧石器時代のテクニックとしか映らない。

つまり、何も勉強したいと思うものはなかった。

あるD.O.がテンダーポイントを探して治療している、と
説明してくれたのだけど、内心は、「あ~、あんな
古いテクニック使っても・・・」。私が勝手にそれが
効果を出しているかチェックすると、効果は出ていない。

ただただ、「こんな程度がアメリカのオステオパスか?」と。

しかし、まだ見ぬ素晴らしいテクニックもきっとあるだろうと
思いこみたかった。

はっきり言って、インパクションも、ワールドセラピーシステムも、
彼らの何十年も先を行っているテクニックと改めて思った。

私のスタッフたちの口利きもあり、あるD.O.が
治療を受けてくれることになった。

しかし、日本と違い驚いたのが、誰がどんな資格を持って
誰に治療をいつしたかの書類にサインをさせられたことですね。

最初の人は軍人で、今でも軍人でD.O.だそうです。
しかも、教授とか言っていたと思います。

「どこか悪いところは?」「ない」
私は勝手に見つけて治したのですが、あまりピンと
来なかったようで、私がプレゼンするので、ここで
治療の雰囲気をつかみたいと言ったら、「もっと
説明を入れたら」とアドバイスをくれました。
(そんなことは分かっていると言いたかったけど)

それを見ていた女性D.O.が、「私も治療してくれないか」
と言ってきました。

そのブースで治療していた先生方の中では、
一番おもしろそうな治療をすると思っていた先生達でした。

結局その先生と組んでいた、オステオパシー大学の
生徒さん2人をインパクションで治療したのですが、
脇で見ていた生徒さんが、He is great!と言っていました。

彼を治療した後にベッドから起き上がるとき、
その方法を注意しました。

次回へ続く・・・

マナー

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ホテル内ですれ違う時や、道を譲るときなど、
「ソーリー」「エクスキューズミー」「サンキュー」は
良く出てくる言葉です。

日本なんて、ぶつかっても何も言わない人も
多いので、こういうやりとりは新鮮です。

こういうところは、日本人も見習うべき
であろうと思います。

また、レストランではフレンドリーな
話かけが嬉しく思います。

ただ、客側に不愛想な人が
多いように見えましたがね・・・

「良きことは見習い、悪きは教訓とする」が
良いかと思いますが、いかがでしょうか?

嬉しい連絡

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AAOで出会った、海外のオステオパシー大学の
学生さんより感想文を頂きました。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

田尻先生、

先生とお会いできて本当に幸せでした。
感謝の気持ちでいっぱいです。

田尻先生との出会いによって、
私の人生が劇的に変わりました。

一生このご恩を忘れません。

またアメリカで講義をし、研究をご紹介していただく
機会があれば、ぜひまた先生から学ばせていただき、
開いた心を持った方に先生の研究を広める
お手伝いをさせていただけると嬉しいです。

そして来日する際には、必ず先生に会いに伺います。
今後の先生の更なる発展とご成功をお祈りしています。

Jared Ham-Ying

ホカロン事件

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今回のAAOでのプレゼンの立役者は、
明らかに通訳の須崎さんでした。本当に感謝です。

飛行機の中は、エアコンの為寒くなったりします。

プロ意識の為、冷えて喉を冷やさないようにと
ホカロンを持ってきていました。

行きはすでに身につけて搭乗したせいか
無事に入国できました。

いまアメリカは入出国にうるさいくらいうるさいです。

靴は脱がされますし、ボディチェックの機械の
中に入り、全身を見られます。

私も帰りには引っ掛かり、「お腹の所にお金か
何かないか?」と聞かれ、かつ両腕を触られ、
「何もつけてないか?」と言われました。

「あるわけないだろ、コラ!」と思いましたが、
「何もつけてないし、持ってない」と言って、
もう一度機械に入れられ、「アメリカのくそったれ」と
思いましたが、これもテロ対策の為仕方ないと
改めて思いました。

我々は先に出られたのですが、須崎さんは
引っかかってしまったようでした。

なんと(袋のままなのが良くなかったのか)、
ホカロンが引っ掛かっていたようです。

爆発物と思われたのか?警察のような男が
3~4人で囲って、持っていたバッグの中を
全て出して、検査されていました。

海外にはホカロンがなく、またフロリダは暖かいから
必要もないのでしょうが、しつこくしつこく検査していました。

最後には女性の警官2人から、別の部屋に
連れて行かれて検査されていました。

無事に戻ってきましたが、疲れたという、また
我々に申し訳ないという気持ちの、大変
かわいそうな顔をしていました。

私は待っている間に、「バカやろう、アメリカなんか嫌いだ!」
とか、「日本文化のホカロンくらい知っていろよ!」とか
ずーっと文句を言っていました。

まわりが、「仕方ないから」「これだけしっかりやるから
テロを防げるんだから」と言ってくるので、
口に出して言うのはやめました。

目の前で須崎さんがいろいろ言われて、
我々も近づいて行ったのですが、1人の警官が
後ろ向きで、右手で遮るようにして、あっちへ行け
来るなのようなアクションをしたので、

もうちょっと私が怒っていたら、今頃その警官に
肘鉄食らわせて、残り3人にけりを入れていたかも
知れません。そうしたら私は今頃牢屋に入って
帰ってこれなかったことでしょう・・・(笑)

というのは嘘ですが、私は肘鉄のジェスチャーを
やったので、周りから「やめて」と言われてしまいました。

ようやく何とかなり、一行は大量のお土産を買って、
気分を持ちなおし、朝ご飯は食べなかったので
お腹がすき、空港内のレストランで
「何かアメリカらしいものを食べたいね」と言って、
ハンバーガーを注文して食べました。

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「バーガーもでかい!」でした。
しかし、めちゃめちゃおいしかった。

しかも、その時のナイフとフォークは銀色だったので
金属かと思いきや、プラスティックでした。

いかにもプラスティックではなく、それに見える
ナイフとフォークは珍しかったので、お店の人に
これ持って行って良いか?と聞くと、我々全員に
新しいものをくれました。気前良いね!

と、我々はさっきまでの殺気がやっと消え、
食事してすぐに飛行機に乗りました
(すでに搭乗が始まっていたので)。

ここでもトラブルが・・・

アメリカはよっぽど我々を日本に帰したくなかったのか、

オーランドからワシントンDCに行くユナイテッド航空は
なかなか出ず、何だと思ったら、アナウンスで、
「水がまだ来ないので、すみません、もう少しお待ちを」
だそうです。

またしばらくすると、「発注ミスで水が来ないので、
水以外の飲み物しかないけど、良いでしょうか?」
というアナウンスがあり、やっと出発でした。

しかし、ユナイテッド航空は、行きも帰りも
「うーん」でした。今後もしアメリカに来ることが
あったら、JALかANAですね!

これは我々が行く時間帯の為仕方なく、
つまり前日は仕事で翌日がアメリカ行きで、
朝早く成田に行く便は選べず、様々な都合で
仕方なかったのですが、

今後は朝早くてもJALです(笑)

キャデラックで

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帰りは、な・・・なんと朝6:15にはホテルを
出なければならず、前日の疲れがあり大丈夫かなと
思いましたが、きちんと起きれました(笑)

このホテルは夜のうちに部屋に領収書を
入れておくので、チェックアウトしなくて良い、
部屋のカードキーも返さなくて良いそうで、
我々一行は12階から下に降りて、そのまま玄関へ。

タクシーも予約しなければと前日に思っていたのですが、
24時間待機でホテルの送迎車があるとのことで、
日本と違うなと思ってしまいました。

後から知って本当に申し訳ないと思ったのですが、
JOPAの下村先生が、見送りの為にロビーに
5:30に来て待って下さっていたそうです。

そこではお会いできませんでしたが、
お気持ちは本当にありがたかったです。

ここで改めて、申し訳なかったということと、
感謝をお伝えしておきたいと思います。

さて、玄関を出て送迎車を探すと、すぐに
かっこよい高級車が目に入り、何の車か聞くと
キャデラックだそうです。

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我々は帰りは高級車に乗って15分、
空港に向かいました。

そんな時間でも車がいっぱい動いてましたね。

空港に着くや否や、驚くなかれ、
大量の人、人、人・・・・・唖然でした。

もう少し少ないのではないかと思っていた
我々はビックリでした。

そこに並んでやっと搭乗しました。
もし時間にゆとりがなかったら大変でした。

そして、それは1つの事件の為、
時間のゆとりがなければ本当に大変でした。

さて、その事件とは・・・
「ホカロン事件」に続く・・・

アメリカのドクターの反応は?

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とあることがきっかけで、私は全く
知らなかったのですが、アメリカで非常に
人気のある講師として有名なD.O.と会話しました。

そして、プレゼン当日、本当に偶然に、その方と
会場近くで会い、あなたは何でここに来たの、
みたいに聞かれ、「私のテクニックである
インパクションテクニックのプレゼンをしに来ました」
と言って、プレゼンに来た人に渡す資料を
差し上げました。

少し前に会話した時に名刺も上げたと思うのですが、
また欲しいというので差し上げました。

そしたらなんと、「これから私の身内の治療をしに
行こうと思ったのだけど、代わりにやってくれないか?」
と聞かれ、一瞬、「え?」と思ったのですが、
「分かりました」と言って治療しました。

途中何度かやっていることを質問され、なるほどと
理解されているようでした。

私の渡した資料も見て、雰囲気は感じたのだと思います。

「私が普段やっていることで良いですか?」と聞くと、
「OK」ということで、治療しました。

その身内の方は治療後、最初よりだいぶ良くなったと
言っていました。

印象的だったのが、「痛いことをしますか?」と
聞いてきたので、「インパクションは痛くないですよ」と
言ったことです。

治療後に、そのD.O.に、「いつ帰るんですか?」と聞かれ
「明日です」と答えると、大変残念そうでした。

「何の飛行機に乗るの?」と聞かれ、ユナイテッド航空と
答えると、「あれは良くないね!」「JALやANAが良いよ」と
言っていたのがおかしかったです。

飛行機のアクシデントについては、別のブログに出します。

本当に、一般の人に理解してもらったり、
興味を持ってもらえたのは嬉しかったです。

私のやっていることは、なんとなく分かったようでした。

私のテクニックの膨大なることは、説明も見せることも
出来なかったけど、大変貴重な時間でした。

私は100人の、よく理解できない人がいるより、
少数でもよく理解してくれる人がいる方が良いのである。

WTSの会員もそうである。

有象無象の集団より、中身の濃い集団でありたい。

今回の出来事は、言っても信じてくれないだろうし、
言ってしまうと、口に出してしまうと幸福が
逃げてしまうようで、はっきりと言えなかったけども、
本当に何かに導かれているような気がしていた。

だから、この後何もなければ、単にそれだけのこと
ということだし、今回のことが種まきであったら、
良い芽が出るであろう。

つまり、世界進出である。
これが夢でなければ素晴らしい。

ワールドセラピーシステムも、本当にワールドになる。

美味かった

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私は過去の海外旅行の経験から、
洋食ばかり食べていると本当にうんざりするので
今回の大事な旅で心身の体調を壊さないようにと
インスタント味噌汁とインスタントそばと、、
しかも私の大好きなおせんべいまで
持って行ったのでした。

しかし、ホテルにつくや、お湯が沸かせないことに気付き、
ヤバイと思ったのですが、な・・・なんとこのホテルの
レストランのビュッフェが最高でした。
(色々と食事をするところはありましたが、
我々はそこが一番のお気に入りになりました)

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朝食2回と、昼食1回をとりました。

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もう1回そこで昼食をとるチャンスがあったのですが、
私以外がお腹いっぱいで食べたくないとのことで
(その日がプレゼン当日)、確かにお腹が苦しいよりは
空腹の方が良いだろうと、食べなかったのです。

そこの食事がめちゃくちゃおいしかったので
大変満足でした。

私はコーヒーが嫌いで、普段は全く飲まないのですが、
このホテルのコーヒーが大変おいしく、何度か飲みました。

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この美味しい食事がまたとれたならば、つまり
アメリカが私を呼んでくれたなら、この食事がとれるので
ぜひ私をまた呼んでほしいと心から思いました。

(アメリカにテクニックを教えに来るのが目的じゃなく
食事かよと突っ込まれそうなので、このへんでやめます)

気温とホテル内温度

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17日夕方に成田からワシントン空港経由で
フロリダのオーランドに行きました。
空港からタクシーで15分くらいです。

そして、21日の夕方に成田につきました。

確かに温度差があり、外は暖かく、
ホテル内はクーラーが効いていて快適でした。

日本に帰ってきたら、やはり寒いという感じです。
あとの2日は雨に見舞われました。

少し湿度のあるような気候です。

オーランドは飛行機で降りてくるときに
街並みを見ましたが、池が多く、
湿地帯という印象を受けました。

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2日目の夜はみんなでステーキを食べに
レストランに行きましたが、ワニの肉がメニューにあり、
ワニの形のバターが出てきました。

ワニバター

ワニがいるということでしょう。

そういえば何かの番組で、アメリカのどこかで、
やはり湿地帯でワニが出るので、ワニ捕獲隊が
いるというのを見た記憶があります。

夜はクーラーを少し入れてないと
暑いという感じでした。

デカッ!!

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まずホテルの敷地の大きさにびっくりしました。

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そして・・・・
ベッド高!洗面台高!なんだ~と思うくらい高いです。
大変良い部屋でしたが、高い!という印象でした。

部屋からの眺めも大変良かったです。

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18日は朝から天気よし、9時のコンベンションに
参加する為に早起きして(結局何十分も
遅れて入りました)、朝の眺めが最高・・・だったんですが、

なんと「ケムトレイル」を6~7本見てしまいました。
不思議と、その日の夕方とその翌日から雨ですからね。

ケムトレイルは消えない飛行機雲で、毒を巻いているとか
少しずつ体調を壊すウィルスが入っているとか、
地球温暖化を防ぐための化学物質をまいているとか
言われているものです。

私達が泊まった12階の左方向にケムトレイルの線が
斜め水平に何本も並んであり、しかも、あるケムトレイルは
右手に動いていたのですが、しばらくすると戻ってきて、
左斜め上方に消えていきましたからね。

動きが明らかに不自然でした(怒)

今回の感想1

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結果から、私の受けた感想を素直に書きます。

偉そうに言うわけではありませんが、アメリカのD.O.は、
オリジナルのテクニックが本当に素晴らしければ、
それを認めてくれ、そして興味を持ってくれるし、
教えを請います。

それは本当に素晴らしい精神だと思います。

日本で教えて来て、きちんと分かってくれないことも、
彼らはきちんと理解して従ってくれます。

本当に日本人に教えているより、海外に出て
教えて方が楽だし、素晴らしいものをきちんと
学ぼうとする態度、そして私のいうことを素早く
理解してくれることに脱帽です。

そして、改めて今の自分のレベルは、威張るつもりでなく、
本当に素直な感想として、教える立場であることを感じます。

自分はまだまだ未熟で勉強もたくさんしなければならない
身ですが、私がD.O.に教えるべきことが、ものすごく
たくさんあることを感じましたし、きちんと私が説明すると
どんどん吸収していきます。

私は生徒というより、D.O.に対して教師の立場が
取れるレベルに来ているのであるとはっきり
感じ取れるという感想です。

私のいうことは、また、私の教えることは、本当に
彼らが必要としてくれるのだなと感じました。

私は今回知り合いになれたD.O.の先生に
インパクションとワールドセラピーシステムを伝え、
私にどんどん質問してくれたし、興味を示してくれました。

1人はまだオステオパシーの学生のようでしたが、
私の実技を見て、He is great! と言ってくれました。
そして、「そのテクニックはアメリカでも学べるんですか?」と
聞いてきました。

その時の話は別のブログに出しますが、もし彼らが
アメリカに来て教えてほしいと希望されるなら、
喜んで教えに行きたいと思います。

しかし、インパクションによって身体が確かに
変わる様子を目で見て、自分でチェックして、
本当に変わることを、最初は冷やかし半分で
聞いていたのが真剣になり、すぐに興味を持って、
教えを請う態度に変わっていったのが印象的でした。

彼らオステオパスに治療前と治療後を、
私は必ず確認してもらっていたからです。

このWTSとインパクション、きちんと見せて、
私が話す時間をきちんと与えてくれたならば、
きっともっと大きな衝撃をD.O.に与えるし、
必ず認めてもらえる自信をしっかりと持てた旅でした。

ダライアンセミナーで

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ついに今回で3回の全伝を受けた
という事で、1回ごとの終了書以外に
特別な証書を頂き、
全先生が喜んでいました。

私にとっても今までもらっている証書
の中で、最も大事な1枚となりました。
治療室に飾っています。

ここでダライアン先生から聞いた
マニアックな話を1つ紹介しましょう。

ダライアン先生は、数年前に病気の為
両目を失明されました。

どこかに行く時は、
つれ(たいていは奥さん)の方
の背中に指を2?3本あて
(肩にのせるのではなく)
ついて歩きます。

これで階段なんかもスタスタと
歩いて行かれます。

すごいでしょう?

何が?

彼は2または3本の指を並べて、
背中に軽く触れ、左右の動きと
上下の変化を感じ取り、
歩けるのです。

なぜこんな話を最初にしたか
というと、これからご紹介する
エピソードの為に
あらかじめ知っておかないと
分からないので・・・

ダライアン先生が
カナダのシンポジウムで
レンゾー・モリナリ先生
(イギリスのオステオパシーの先生で
産婦人科の治療で世界的に有名
であり、アメリカのオステオパシー
の団体が、オステパシーの創始者である
A.T.スティル博士の杖を個人として
さしあげたという奇跡的な人です。)
と一緒に散歩して、
ダライアン先生が、モリナリ先生
の背中に指をあて歩いていた時のこと、

ダライアン先生は、モリナリ先生の
下部腰椎と右股関節の異常に気づき、

「もしかしたら、先生の腰と右股関節の
調子が悪いのではありませんか?

よろしければ、私が先生の治療を
しましょうか?」

と聞くと、
モリナリ先生は、
「どうしてそれが分かったのですか?」

ダライアン先生は、それには答えず、
モリナリ先生の頬骨に指を触れ、
それから腰椎と股関節を遠隔的に
治療して痛みを取ってあげたそうです。

モリナリ先生はびっくりして
「いったいどうやって治したのですか?」
と聞いてきたので、

その原理を教えたそうです。

これは何年も前の事で、モリナリ先生は
主にメカニカルに治療を行う先生
だったそうです。

ダライアン先生は、意識の力で治療し
離れた所でも治せると説明してくれました。

治療は、触れたところが治され、
そこのみ変化すると考えている
先生には、
理解しにくいでしょうが、
上級のオステオパシーや
ヒーリングには可能な事です。

フランスの旅 第4話

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アビニオンについたのは、
夜の10時過ぎでした。

ホテルの方向が分からない
我々は、駅前に停車中の
タクシーの運転手さんに、
「このホテルはどの辺りか」
聞いてみました。

遠いならそのままタクシーで乗って
行こうと考えてましたが、
運転者さん曰く、
タクシーで行くほどではなく
5分も歩けば着くと、

ではと、我々は疲れた身体で
あまり人通りのない、
少し寒い街中をケースを
ゴロゴロと引っ張りながら
歩いて探しました。

しかし、聞いた方向に歩いても全くなく
15分以上歩いても見つからず、
また引き返してやっと見つけたのが
古い建物で、こんな所に泊まるのかと
一瞬身が引きましたが、
中に入るとそれは別世界!

すばらしいホテルでした。

古い修道院を改装して
ホテルにしたそうで、中は
落ち着きある素敵なホテルで、
部屋も素晴らしかったです。

夜も10時を過ぎてましたが、
お腹を空かした我々一行は、
ホテルを出てレストランを
探しました。

すでに多くの店は閉まって
いましたが、ドイツ料理の
レストランがまだ空いて
いたので聞くと、あと30分で
閉店とのことでした。

それでもなんとかokとなり
さっそく我々はドカドカと注文し
バタバタと食べました。

店側も料理をどんどん作って
持ってきてくれました。

料理は、大変おいしく
あっという間に平らげて、
ホテルに戻ってシャワーを浴び、
その日は就寝となりました。

我々仲間の多くが、またこの町に
来たいと思う素敵な街でした。

 

フランス旅?第3話と新しい治療システム

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昼間、ルルド観光で疲れていたせいもあり、
セミナーの地へそのままバスで、他の先生
達と向かう途中寝込んでいました、

道のりの途中で、かなりの激しい雨だった
のは、うっすら覚えていたので、やっぱり
目的地のホラルに着いた時には雨が
降っていました。

結局セミナー期間中は雨ばかりの天候に
なりました。

今回のセミナーが終わって、あと1回で
バイオダイナミックオステオパシーの
全伝が終わります。

色々と教えて頂いていますが、1回目で原理
を教えて頂いているので、応用しやすいです。

11月に入って私は、今までのアレルギー治療
の集大成として、私の作った「ワールド・システム」
を用いて「ワールド・セラピー・システム」という
治療体系を作り上げました。

まだまだ検証も必要でしょうが、すでに臨床の
効果はかなり上がってます。

ぎっくり腰で動くのが痛い患者さんが、2?3分
の治療で痛みが取れたりと良い感触です。

患者さん側も、ほんの10秒ほど体に触れられて
いるだけで、頸の痛み、腰の痛みが取れて、
背骨が真っ直ぐになるのを不思議がってます。

もしメジャーが構造でなければ、こういう事が
起きます。

そして、構造治療においては、今回ダライアン
先生に教えていただいた方法を使って治療
することが多いです。

この新しい治療法は、11月のセミナーで
初公開して好評でした。

この新しいシステムの本格的始動は、来年から
始めるつもりです。期待してください。

ともあれ、有意義なセミナーを無事終え最後に
全員で記念写真を撮ってセミナー終了しました。
そのまますぐに我々は、、タクシーで駅まで行き、
アビニオンまで電車の旅です。

切符は事前に買い、予約していたのですが、
唖然とする事に、切符の確認されることなく
我々一行は、夜行列車に乗っての旅です。

すでに夜の闇のせいで、町並みはよく
分かりませんでしたが、風情ある町並み
からお城から駅など通り過ぎ、まるで
映画の世界を、窓を通して見ているような
感じでした。

夜遅くやっとアルビニオンの駅に着きました
が、そこからがまたひと騒動ありました。 

フランスへ 第2話

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さてルルドの水を持って帰ってきて
何人かの患者さんに試してみました。

結果はすばらしいものでした。
ガラスビンすべてをアルミホイルでくるんだり、
大変な思いをして重い水を持ち帰って
良かったと思います。

精神的なことから内臓を痛めていたり、
疲れを溜めていて内臓がおかしかったり、
過去から抱えたもののために内臓異常を
持つ人たちに試してみたが効果あります。

この水の使い方は今月11月のゼミで
行います。また今回ゼミに参加される
先生達にはお土産としてお渡ししますので
臨床で使ってみてください。

ルルド観光も終わり無事ダライアン先生の
待つペルピニャンにつきホテルに
着いたのが夜の9時頃です。

セミナー会場はなんと、ダライアン先生の
治療院で、ホテルの目の前です。

翌日からセミナーという事で疲れていたので
シャワーを浴びてすぐに寝ました。

セミナー内容は詳しくは言えませんが、
バイオダイナミック・オステオパシーです。

今まで日本に紹介されたことないテクニックで
大変良かったと思います。

今後わざわざ旅費通訳費、セミナー費
を出してまで、このダライアン先生の貴重な
セミナーを日本から受けに行く先生はないと
思うので、やはり今回受けに行った10名のみが
日本で唯一この先生のテクニックを学んだ
という事になるでしょう。

私個人としては「第3脳室及び第4脳室のテクニック」、
「耳鳴りのテクニック」と「過去に受けた精神的
トラウマを溜めこんだ内臓の治療」や「中枢位における
セントラルチェーン」の治療が良かったですね。

この続きはパート?で・・・

フランス?旅?セミナーへ 第1話

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10月26日仕事を目いっぱい行って、
いそいで家に帰り旅支度最終チェックと
お風呂に入り、

ご飯食べる時間もないので、
タクシーで渡辺先生と待ち
合わせの品川駅に吹っ飛んでいくも
家を出るときデジカメが見つからず、
慌てふためいた分遅くなってしまった!

デジカメはバックの奥にあるのが後
からわかりホッとした。

他の先生達と羽田空港のラウンジで
待ち合わせ、そこで腹ペコのお腹に
カレーやら何やら食べて、やっとお腹
も一息ついた。

飛行機は0:30頃の出発なので、そこで
少しのんびりと飛行機に乗り込み長い
道のりを行くと、ドゴール空港についた
のが朝5時過ぎで、フランスはまだ
真っ暗、7:30頃にやっと日が出る。

さらに飛行機に乗り換えて、ポー空港
からバスに乗ってルルドにまっしぐら、
ここは有名な「奇跡の水」の湧き出る
キリスト教聖地の1つである。

バスで着いたのが昼ごろでルルドの水
のところへ行く前にお土産物屋で引っ
かかっている。

私もそこで色々と買い物をして、時間が
もったいないので数人の先生とルルド
の水の所へ行く。

その日はそんなに観光客は来ていな
いが、車いすの人なども来ていて、水
を浴びる浴槽がありそこへ行くのだ
そうである。

私はお土産物で買ったガラス瓶や
ボトルにルルドの水の出る蛇口で
水をためて(たんまりと)、源泉の
所へ行く。

ここの水の湧き出ている所は、ガラス
で覆われ、囲いもあり直接ふれる事
はできないが、その洞窟の右側の
岩壁から水が染み出ているので、この
わずかの水を指につけ、額に着けてみ
ると先程のくみ取った水、これもお腹に
ストンとくる不思議な水だが、この岩か
らしみだす水は、まるでメンソールを
塗ったごとく、しみる感じであった。

ある先生のおかげで私は、この水の
エネルギーを私のくみったルルドの水
に入れることができました。感謝!

この後の話は第2話で・・・

いよいよフランス

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あと3日でフランスです。
今回セミナーの前にルルドに行くことに
なっているので楽しみです。

ここはご存知の方もいると思いますが
ベルナデッタという女性がフランスの
ルルドという地域のある場所で、マリア
の幻を見て、ここを掘りなさいという
啓示を受け掘ったところ水がわき出て
それを飲んだりかけたりして、病気が
治ったという事から、奇跡を起こす所
として有名になった所です。

また、ベルナデッタ自身は修道女となり、
死後その遺体は腐らないという奇跡を
起こし、安置されています。その水も
持ってこようかと思います。

日曜日に最後の準備で大忙しでした。
向こうは寒そうなので、ホカロンやら
手袋やら、旅行カバンやら何やら
買い出し大変でした。

学芸大学で毎年この時期にダンス
コンテストのようなイベントをやっていて
何回か見ていて非常に面白いのですが、
今回は旅行の準備で見逃しました。残念!

私は分野が違っても一生懸命に打ち込ん
でいる人が好きですね。テレビなどでも、
そういう人たちのドキュメントがあれば
見るようにしています。

道は違えど目指すための努力する
精神は同じです。

ベルナール・ダライアン先生

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今年の10月末から、また10日間ほどフランスへ
行って、ダライアン先生のセミナーを受けてきます。

今年3月に行ったので、1年で2回も海外に勉強に
行くことになります。

休みの期間は患者さんにご迷惑をおかけしますが、
さらにパワーアップして帰ってきますので
期待してください(笑)

全3回でバイオダイナミック・オステオパシーの
すべてを教わることになっているので、今回行けば
あと1回で終わるはずです。

なぜ”はず”なのか?

もし3回で勉強した我々が十分でない場合は
もう1回セミナーをやってくれるためで、まことに
ありがたいことです。

セミナーの費用自体は高くないのですが、
治療院を休み、渡航費、ホテル代、食事代、
そして通訳さんにかかる費用を入れたら
大変な額になります。

それだけの費用を捻出するために、うんと
頑張って仕事をしなければなりません。

しかし今まで受けてきたセミナーの中でも
群を抜いている内容なので、やはり
やらなければなりません。

このセミナーが実現したのは、本当に
非常にラッキーだったのです。

ダライアン先生のバイオダイナミクス・
オステオパシーは、現地に行かないと
受けられないのでおそらく今回受講している
10名のみがこの技法を習得すると
いうことになります。

フランスへ

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3月9日の朝7時羽田着で帰ってきました。

タクシーで自宅に帰り、お風呂に入って着替え、
子供の卒園式に出て(1時間ほど立ちっぱなしでした)、
久しぶりにうどんを食べ、午後から仕事しました。
なかなかハードな一日でした。

今回のセミナーは、噂ではすごい先生だと聞いていましたが、
こればっかりは実際に受けてみないと分からないので、
半信半疑でフランスまで行きました。

で結果としては、大変満足するものとなりました。
この素晴らしい先生のセミナーを受けられたのが
日本中でたったの10名というのですから、
非常に価値のあるものとなりました。

おそらく、このバイオダイナミクスの力を用いる治療
でもトップクラスの先生であり、もしかしたら私が出会える
最後の、最高の先生かも知れません。世界は
広いので分かりませんが・・・

もちろん、フライマン先生(現在89歳で、サザーランド先生
ークラニアルテクニックの創始者の直弟子)、
フィリップ・デュレル先生(サザーランド先生の
直弟子の数名から直接教えを受ける)、
ジム・ジェラス先生(バイオダイナミクスの創始者)、
ジョン・E・アプレジャー先生方のセミナーは、私自身
受けていますが、

今回のセミナーでは、簡潔・明瞭にロングタイドとリキッドライトの
使い方を教わることができました。
今後のセミナーも期待が持てそうです。(全3回です)

ところでフランスでは、女性が健康的です。
私の目から見ると、特に東京の若い女性の身体は
悪くなっているように思います。

この違いは靴にあるのではないでしょうか。
フランス女性がハイヒールをはいているのを
ほぼ見ませんでした。特にピンヒールは全くと
言っていいほど見ませんでした。だから歩き方が
男性のように(失礼)しっかりしていました。

フランスのセミナー

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3月3日の夜中1時に出発し、9日の朝帰国後、
午後からは通常の治療院業務が始まります。
なかなかハードスケジュールです。

仕事とはいえ長く休んで、患者さんに
あまりご迷惑をかけたくない為です。

しかも2月は9日?13日まで神戸でメカニカル・リンク
というオステオパシーのセミナーを受け、
今度の26・27日には内臓マニュピレーションの
中級を教えに、また神戸に行くという、
自分も休みなしのハードさです。

しかし、メカニカル・リンクを受けて思ったのは、
少しずつ技術が発展しているという事でした。

また、今度行くフランスの先生は目がほとんど
見えていないのに、デュレル先生から、
世界の5人のオステオパスの1人に入ると
前回のセミナーで言われているほどの先生です。

この先生は、何十人で行うセミナーでは、どうやら
技術を伝えることはしていないような感じで、今回
行われるセミナーも10人以内という条件付きでの開催です。

その分1人の受講者にかかるお金の負担は大きく
なりますが(通訳の方にかかる料金等があります)、
個人レッスンに近くなり、この先生が本当に技術を
伝えようとしているのが分かります。

当然多くの受講生のいるセミナーでは、講師の先生が
その全てをフォローすることはできません。

だから受講者にとっては少ないほうがありがたく、
開催者にとっては大変(笑)ということになります。

もし今回受ける内容が本物ならば(失礼)、
今回行く私たちのグループのレベルは確実に
レベルアップしていることでしょう。

大変なスケジュールですが、楽しみです。

シンポジウム 2

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カナダの現地の人に聴いた面白かった話があります。

カナダの医者は公務員なので、余り給料が貰えない為に
アメリカに行ってしまい、カナダは医者不足になっているそうです。

例えば指を切って救急で病院に行っても
出血が酷く無ければ、5?6時間も待たされたとか聞きます。

しかし、カナダの人はスーパーで何人も待たされても、
誰も文句を言わないそうです。

仕事は週40時間の労働で、それ以上働いた場合
経営者はその人に1.5倍の給料を払うという法律があり、

年金制度がしっかりしていて、老後の心配が全くないため
人々はお金を貯金せず、使ってしまうそうです。

そのためか、町を歩く人の姿も、日本人より
ゆったりしているように見えます。 

カナダでは日本の様な犯罪が起きてないそうです。
最近起きた犯罪で目立ったのは、,変な服装をした人が
町中で騒いだというぐらいだそうです!

??????????????????

カナダでは野菜や果物が日本よりも,何処で食べても美味しかったです!

もしかすると、冬が長くて晴れた良い気候が少ないから
日本の様に一年中土地を使わない為に、土地が休まり、
栄養が豊かになるのかもしれません。
 
しかし、晴れた時は紫外線が日本の四倍もあり、辛いですね。
サングラスをしないで明るい場所を見ていたら、目が焼ける感じでした。

?????????????????

今年もCEO の卒業式に出席しました。
卒業生は去年より多い約70名でした。

デュレル先生のスピーチがきちんと聞けなかったのですが、
此れで(カナダの)全国制覇がなったという話でしたので、
次第に広がっているものだと思いました。

そこでケベックまで観光案内して頂いた日本人のガイドさんに
オステオパシーを知っていますかと聞いたのですが、
知らないとの事で、少しびっくりしました。やはり広い国なのだな。

カナダでも、国民がオステオパシーを認知するにはまだ時間が
かかるかと思った次第です。

パーティーの席に学校の事務局の人(責任者?)が一緒になりましたので
色々聞きましたが、その中で最初の一年で約一割の人がやめて行きますが、
残った人達はほとんど卒業迄残るという話は印象に残りました。

その他色々ありましたが、良い旅が出来たと私は思っています。

シンポジウム

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天気は今のところ二日目だけ良い天気で、後は曇りやら雨です。

そう言えば、私達の部屋の真ん前の部屋がフライマン先生の部屋です! 
 やはり、少し緊張しますね。

今日はセミナー二日目で、6時半からスターナイトがありました。
昼間は土砂降りの雨でした。

セミナー中、何人かの受講生から盲目のバーナード・ダァライアン先生が
素晴らしいと聞いて私達はその先生のセミナーに出る事にしました。
 
話している内容は素晴らしく、その先生は人数限定でセミナーをしていて
実際にリキッドライト(サザーランド先生が人体の液体中にある光の事を言っている)を
体験させてくれるそうです。 マンツーマンで出来るように教えてくれるとの事で
我々一行は大変興味を持ちました。

さて8時半位に終わり夕食ですが、日曜日で結構お店が閉まっていて、
最初に行ったイタリアンに行き、美味しい夕食をして1日がやっと終わりました。

セミナー1日目

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今朝は私以外皆さんお疲れで、散歩なしです。

セミナー会場は、我々が泊まっている宿泊部屋の二階上で、
去年と同じなので、非常階段を上り、席取りしました。
さすがにまだほとんど来てなくて、私は真ん中の最前列の席を取りました。
参加者は50名程で、このセミナーの注目度が分かります。

午前中はBSOでのコリン先生の歴史の話でした。
何枚か写真が紹介されましたが、その中で何人かの驚くべき人物が
写っていました。フライマン先生、フルフォード先生、ハーバード・ミラー先生、
アン・ウェルズ先生そしてアプレジャー先生などが一緒に写っていました!

午後は基礎的触診を習いました。
我々一行には簡単で物足りない感じでしたが、コリン先生が
習われた伝統的な技術であり、ロリン・ベッカー先生から受け継いだ物です!

今日は5時でセミナーが終わり、7時からホテルで卒業記念式典の
パーティーです。我々一行も正装に着替えて参加です。
去年は40名程の卒業生でしたが、今年は68名です。

卒業生たちは世界的に著名な先生達に迎えられ、卒業生一人づつに
CEOの校長であるデュレル先生が名前とオステオパスというと、
来ていた会場の人たちにDO と呼ばれ、卒業生は式場に入り、卒業証書を貰いますが、
その誇らしげで嬉しさ溢れる顔は何とも言えません!

証書を受け取り全員が集まると、全卒業生から優れた論文を選ばれた最優秀賞と
優れた臨床報告が成された人へのサザーランド賞の授与。
そして全員が集まり記念写真、最後は帽子を全員が投げて感動のフィナーレでした。
 
このパーティーでフライマン先生と記念写真が取れて(フライマン先生は
気難しいといわれる先生で近寄り難いのですが、にこやかに一緒に写って頂けました)
ついで何人かの仲間の先生達も写真を撮り、私は大変嬉しかったです!

帰って来たのは10時半過ぎでした。
今日も大変な1日がやっと終わった、という具合です。

カナダにて

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朝4時半に目が覚めてうとうとしていたら、
トランペットの音で目を覚まされました。

こんな事しょっちゅうあるかなとウンザリと思い、
しかし去年は無かったなと思いつつ寝直そうと思っても
既に眠気も消え、起きて肥田式強健術して、
他の先生達が起きるのを待ち、7時に他の先生達と
CEO の近くにある大きな公園に朝の散歩に出ました。

公園に来ると警察官二人が一人の女性に話かけているのが見え、
近くに来たらその女性がトランペットを持っていたので、
先程の犯人が分かりました。又やはり迷惑だと誰かに通報されたのでしょう。

公園にはリスがいたり八卦掌をやっている人がいたり、面白かったです。
事務所で12ドルで昼食用チケットを買い、朝食を食べにCEO の
食堂に行きましたが、ここの朝食はなかなか美味しかったです。

そのまま上に上がると既に公演会の準備をしており、そのまま受付けを済ませました。

午前中に、今回セミナーを受けるコリン・ドーブDO、
全盲のバーナードDarraillans DO、デュレル先生の公演があり、面白かったです。

午後は既に開いていたブックストアーで何冊か本を買い
(二三日で良いものは売り切れになりますので)、昼食をとり、
午後からの公演となりますが、時差や食後の事もあり、眠気との戦いです。

そして最後のフライマン先生の公演では、障害を持つ子供達の
カモメのジョナサンの演劇があり、終わると見に来ていた全員が
スタンディングオベーションで拍手が鳴りやまず、この時感じた
エネルギーで私の体は瞬時に熱くなり、非常に素晴らしいラストでした。

フライマン先生は既に90歳を越えた世界的に有名な女性ドクターで、
アメリカで小児難病センターをまだ現役で行なっており、去年拝見した
時には車椅子だったのに、今年は立って歩かれていたのには驚きでした!

公演会が終わったのは7時過ぎでしたがまだ全然明るく、
町中を散歩して去年も行ったベトナム料理屋で夕食しました。

やっと着きましたCEO

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やっと着きましたCEO。

カナダまで長時間の飛行機です。
飛行機の中では座ったままで片足づつ折り曲げ てストレッチしたり、
トイレに行き、少しあるスペースで体を動かしたり、
窓から外を見て気分転換しました。それでも体はしんどかったです。
何人かの乗客が通路をぐるりと回って散歩?していました。
 
さて去年もそうでしたが(去年は私は大丈夫だったですが)、
カナダ入国で我々一行の五名のうち、
私を入れて三名がはじかれて別な部屋?審査室に呼ばれまして
入国理由、宿泊場所、日数や帰りのチケットなどを聞かれ、
余計な時間を取られてやっと入国出来ました。

私はちょっと頭に来て何故ここに呼ばれたのかと聞いたら、
カナダ人でなく、英語を話さなかったからという理由でした。  

そう言えば最初の審査で英語喋れるかと聞かれたので、ノーと答えました。
しかし、余り上手く喋れないからそう言った迄で、
結局再審査で英語喋って説明したのだから同じでしょ?

最初から、片言で良いから英語使っていれば良かったですが、
しかし検問をしっかりやるのは分かるけど、最初の審査で
もう少し優しく対応してくれたら・・・と、
余り英語を喋れない日本人もいるのだからと思った次第です。

空港ではCEO の方達が迎えに来てくれていて、
車でCEO まで連れて行ってくれました(ありがとうございました)。
着いたのは夕方で、こちらは夜7?8時迄明るいのですが
あいにく曇り空で小雨が降ってました。

着いて直ぐに宿泊代金を払いましたが、今回三部屋を五人分けになり
最初私がラッキーな事に一人部屋になりました。
部屋のドアの上にキリスト像があります。

荷物を置いて、今回セミナーを受ける仲間達と去年も行って美味しかったスパゲティ、
そして今年はスモークサーモンとサラダ、そして私は地元のビール
(結構美味しかった)を頂きました。 凄く美味しかったので、こちらにいる間に
もう一度来ようという話になりましたが、英語は十分出来ず、
フランス語が全く駄目な我々がレストランで注文するのは、本当に大変でした!

今年の国際シンポジウム

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さあ、今年もカナダに行きます。

カナダで行う国際シンポジウムに、去年に続いて2回目の
参加をすることにしました。

な、なんと今年のパンフレットに、去年のセミナー時に私が
モデルとなっている写真が堂々と載せられています。
よければ canadian college of osteopathy で検索してみてください。

今年受ける予定のセミナーは、クラニアル(頭蓋治療)の名人といわれた
ロリン・ベッカー先生のご友人が、その秘伝を教えてくださるとのことで
参加することにしました。

6月3日?11日まで仕事を休むことになりますので、患者さんには
ご迷惑をおかけしますが、さらにグレードアップしてまいりますので
宜しくお願いいたします。

 

このシンポジウムに参加する日本人は10名弱であり、
またそれはもっとも貴重なテクニックを学ぶ
日本全体の中の10名ということになります!

院長の海外シンポジウム記 2

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いよいよ、デュレル先生の講義の始まりです。

受講生は、イスラエル・エジプトと色々な国から来ている生徒たちで、
多くはデュレル先生が世界に8校持っているオステオパシーの学校の
卒業生の一人で、デュレル先生が一番初めに教えた生徒が来ていました。

なんと実技の時は、日本人同士ではなく外国の先生と組まされました。
私も出来ない英語を駆使して会話をしましたが大変でした。

はじめ我々日本人は、デュレル先生に「わざわざ遠い国からきていただきました」と
紹介され浮いていましたが、私たち日本人グループのオステオパシーの
技術がそこそこありましたので、周りの先生たちも仲間として受け入れて
くれるようになりました。

下村先生いわくカナダには差別はないけども、イギリス・アメリカに行ったら
たとえ講師の先生が「この人と組みなさい」と言っても離れていくと言うことです。

最終日にデュレル先生の資料コレクションの展示会があり、我々受講生を連れて
資料の説明をしていただきました。

そして面白い話がいくつかありました。
2つばかりご紹介しましょう。

1つはカイロプラクティックをしている先生なら知っている名前ですが、
SOTの創始者ディジョネット先生は、イギリスの有名なオステオパスの
トム・ダマー先生の弟子だったとの事です。

もう1つは、スティル先生の患者の妊婦さんが出産のときに飛んでいって、
胎児の頭の形を出産しやすいように変えて、出産を助けたそうです。
ですからすでにスティル先生はクレニオのテクニックを使っていた
ことになります。

こうして我々の、朝9時から18時までのハードなシンポジウムは終わりました。

院長の海外シンポジウム記 1

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今回6月4日?11日まで、カナダのケベックのCEO(オステオパシー教育大学)で
シンポジウムが行なわれ、私の入っているJOPAの主催で9名の日本人の先生方が参加しました。

私は今回初参加でしたが、世界でも有名なD.O.数名の
大変素晴らしい講演を聞き、さらに日本にも何度も来日してセミナーで
教えていただいているフィリップ・デュレルD.O.のセミナーを受講しました。

デュレル先生は世界に8つのオステオパシーの学校を持ち、
講師であり臨床家であり、アメリカで難病の子供の治療を専門に
行なっている現在90歳を超える女性の、世界的に著名な

ヴィオラ・フライマン先生の後継者と言われている先生です。

フライマン先生は、腰椎の圧迫骨折をされて車椅子でしたが、
講演のご自分の順番が来るまで両脚を動かしてリハビリされており、
さすがであると思いました。

先生の講演は、その体調や年齢を感じさせない声の張りと目の輝きがあり、
その健在ぶりを感じられました。

私たちがケベックについたときはすでに夜でしたが、ここは21時ごろに
ようやく日が暮れるので、それほど遅いとは感じませんでした。通訳さんに
案内してもらい、おいしいスパゲッティにありつけました。

 

翌日は一日講演なのですが、CEO内の来客室に泊まっていた
私と同室の先生は早く起きたのでCEO近くの公園に行き散歩して、
美しい風景を楽しみました。その後CEO内の食堂で朝食をとり
いざ講演に参加したのですが、やはり旅疲れのためか、
私も含め数名の先生方は、大変失礼なことなのですが居眠りを
途中何度かしてしまいました。

では、続きは、また次回。