アメリカでセミナーを行い、デモで治療し、
結果を出す。治療前に行った検査の結果が
治療後によくなっている。症状のある人が良くなる。
これらは私が日本で行うセミナーや
治療でもいつもやっていることですが・・・
あるD.O.が、私が行うのを見ていて、
楽しそうだという話をしていました。
別に楽しいわけでもなんでもなく、結果を出す
ことは、ごく普通のことと考えています。
そこで、こんな仮説が成り立ちます。
この辺のことは、本人たちに詳しく話を
してもらえないので何とも言えませんが・・・
同僚のオステオパスに身体を治してもらっても
治っていない、ということを考え合わせて、
アメリカの一流のオステオパス以外の
一般のD.O.は、ある程度を治し切る
技術レベルにはなっていない。
これは、彼らがDr.であるので、治しきれなくとも
投薬などの方法ができるため、技術を追求しない
のではないか?ということです。
広い範囲でオステオパスを見ていないので
何とも言えないのですが、今のところの仮説です。
つまり一般レベルと一流では、
すごい開きがあるんじゃないか?という考えです。
これは私が、まだアメリカのオステオパシー
事情をよく知らないための感じであり、
実際は違うかもしれず、あまり簡単に
そう思わないでいる方が賢明だとは
思いますが、今回のアメリカセミナーで
感じたことの1つではあります。
もしそうであるなら、なおさら私の技術が
広まることは望ましいことなのだと
いうことになります。
ただ、首の回旋テストの時には、軸を考えて
正しく行っていて、それはさすがだと思いました。
だから彼らの全体像が見えない以上は、
あまりはっきりとは言えないことであります。
また、クラニアルの時に、私がハードポテンシーを
行ったり、脳についてのテクニックに言及すると、
彼らには脳に対してのアプローチはないと
言っていて、「やはりそうなのか?」とは
思いましたし、私の行ったクラニアルの
ほぼすべては何をやっているか分からないようでした。
ふところが深いのか浅いのか、今のところ
分からないというのが感想です。