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ストレッチについて ?

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私の考えている原則からお話しましょう。

1.手足の指先からゆるめて、次第に体幹に行く。
2.呼気で筋肉を伸ばしていく。
3.脚や腕でも、左右で柔らかいほうを十分にゆるめてから
  固いほうを行う。
4.首を回さない。首を回してストレッチしたと思わない。
5.単純な伸ばしだけではなく、ひねりを加える。

以上を踏まえて、さあ始めましょう。

脚でも手でも、やりやすい方の指から始めます。

指の関節をつかまず、節のところの上下左右をつまんで、
こねるように回してゆるめていきます。拇指を除き、手の指では
3箇所行います。

次に、指の曲げ伸ばしを行い、ストレッチします。
それから手のひら、甲、足裏、足の甲を伸ばします。
次に、手首足首を回転させます。

そして、腕、脚、肩、股関節、体幹部をストレッチして行きます。

仕事場で行うストレッチは、呼吸法を姿勢矯正を含めたストレッチです。

今から20年前に私の作ったオリジナルで3つのパターンがありますが、
長くなりますので、パート?で解説しましょう。

ストレッチについて ?呼吸

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フルフォード先生・・・伝説のオステオパスですが、
言っていることは老若男女を問わず、健康のためには
筋肉の多さや筋力より、まず呼吸力や柔軟性が大事と言っています。

それらは本当であると思います。

呼吸力についてはジョギング、少し早めに歩く散歩などが
ありますが、時間の取れない方は、腹式呼吸と胸式呼吸を
各5?10回行うという方法もあります。

事務職の方は少し下を向いた姿勢で集中して仕事をされて
いるので、呼吸は浅く、へたをすると一日で一度も深呼吸せずに
終わってしまうでしょう。

そういう方はストレッチ、眼の体操(私のオリジナルを今度いくつか
ご紹介します)、そしてその上で深呼吸されると良いと思います。

深呼吸は私自身は、肥田式強健術の呼吸法が良いと思いますが
大変難しく、きちんと指導を受けないと、強い呼吸なだけに
体に負担をかけることがあります。

そこで簡単な方法をお伝えします。

腹式呼吸のできる方は胸式を合わせて行います。
腹式は健康に良いものですが、胸膜を広げた呼吸ができる
というのは健康上重要です。

やり方は、息をゆっくり大きく吸い込みます。5カウントするなど
数を決めて行うと良いですね。ある程度吸いきれたら、息を止めます。
これを保気といいます。できる範囲で数を決めて、
5カウントとか無理なく、しかし少し苦しいくらい保気します。
それからゆっくりと息をはいていきます。

これを5?10回繰り返します。
胸式しかできない人は、胸式のみで行います。

呼吸法で大事なことは、空気ができるだけきれいな場所で行うこと、
気分良くおこなうこと、食後は避ける、風邪など病気のときは
おこなわないなどです。

さて、いよいよストレッチです。

私がストレッチを勧めるのは、筋肉など軟部組織と言われるものは、
疲労したとこに上から強く圧されることを体は好まないからです。
特に血管は上からつぶかれるのを嫌い、伸ばされるのを好みます。

これは筋肉の能力を考えれば良く分かることだと思います。
どんな複雑な運動でも一つずつの筋肉の能力は単に伸びて・縮む、
それだけです。筋肉が疲労するのはこの能力が落ちているということ
であるので、私はストレッチをして筋肉をゆるめること、それが
神経の緊張をとりさることにもつながると考えます。

家でゆっくり行う場合と、仕事場などで短時間で行うものがありますが、
ここではゆっくり行う方法を次でご紹介しましょう。

お風呂の入り方

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寒い冬・・・今年は暖冬だそうでうが、
しかしだんだん寒くなってきました。

みなさんはお風呂はどんな入り方をされているでしょうか?

怪我や発熱、炎症状態、頭部を強打したり骨折している場合、
また便秘症の人は長風呂は避けたほうが良いなど、さまざまな
ケースが考えられますが、私の考えるお風呂の入り方をご紹介しましょう。

まず第一に、「私の入る温度はこれくらいの熱さ」という
固定観念をなくすことが大切です。

1.熱いお風呂

風邪気味のとき、体が衰弱しているとき、夏バテ、ボーっとしているときなどは
さっと体を短時間で温めて出て体を消耗させないようにすること。

2.ぬるいお風呂

神経を使い、気持ちが張りつめているとき、普段しない運動をして
筋肉痛を起こしそうなとき、または起こしているときなどは、
ゆっくりと体を温め長風呂にすること。
体の緊張や、精神的緊張を解く効果があります。

長く入るとき、また夏場に喉が渇くために早く出たくなる人は
冷たい水やお茶などをお風呂に持ち込んで、少しずつ飲みながら
入っているのも良いですね。

以上が原則ですが、これを守るというのは良くないです。
つまり、場合によって温度変化を与えるということです。

お風呂というのは体を洗うという目的だけではなく、体の
コンディションを整えたり、神経の緊張を抜くように入るべきです。
だから大基本は、気持ちよく入るということに尽きます。

温度変化というのは・・・

熱めで短時間入るというのは肉を焼くときの、
表面は焼けて中まで火が通らないということと同じです。

冬場は十分に温まらないと外に出てから寒くなったりするので
最初はぬるま湯で入ってじんわり温めてからお風呂の温度を
上げて行き、十分に体を温めてから出るようにしましょう。

逆に最初に体が冷えているなら、少し熱めで次第にもっと
熱くして行き、十分に体が温まったら水を加えて温度を下げて行き、
気持ちの良いところでとめて体をほぐすといいでしょう。

これらは基本の入り方の応用です。

みなさんもお風呂の入り方を工夫して、気持ちよく入ることで
健康に役立ててください。