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ストレッチについて ?呼吸

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フルフォード先生・・・伝説のオステオパスですが、
言っていることは老若男女を問わず、健康のためには
筋肉の多さや筋力より、まず呼吸力や柔軟性が大事と言っています。

それらは本当であると思います。

呼吸力についてはジョギング、少し早めに歩く散歩などが
ありますが、時間の取れない方は、腹式呼吸と胸式呼吸を
各5?10回行うという方法もあります。

事務職の方は少し下を向いた姿勢で集中して仕事をされて
いるので、呼吸は浅く、へたをすると一日で一度も深呼吸せずに
終わってしまうでしょう。

そういう方はストレッチ、眼の体操(私のオリジナルを今度いくつか
ご紹介します)、そしてその上で深呼吸されると良いと思います。

深呼吸は私自身は、肥田式強健術の呼吸法が良いと思いますが
大変難しく、きちんと指導を受けないと、強い呼吸なだけに
体に負担をかけることがあります。

そこで簡単な方法をお伝えします。

腹式呼吸のできる方は胸式を合わせて行います。
腹式は健康に良いものですが、胸膜を広げた呼吸ができる
というのは健康上重要です。

やり方は、息をゆっくり大きく吸い込みます。5カウントするなど
数を決めて行うと良いですね。ある程度吸いきれたら、息を止めます。
これを保気といいます。できる範囲で数を決めて、
5カウントとか無理なく、しかし少し苦しいくらい保気します。
それからゆっくりと息をはいていきます。

これを5?10回繰り返します。
胸式しかできない人は、胸式のみで行います。

呼吸法で大事なことは、空気ができるだけきれいな場所で行うこと、
気分良くおこなうこと、食後は避ける、風邪など病気のときは
おこなわないなどです。

さて、いよいよストレッチです。

私がストレッチを勧めるのは、筋肉など軟部組織と言われるものは、
疲労したとこに上から強く圧されることを体は好まないからです。
特に血管は上からつぶかれるのを嫌い、伸ばされるのを好みます。

これは筋肉の能力を考えれば良く分かることだと思います。
どんな複雑な運動でも一つずつの筋肉の能力は単に伸びて・縮む、
それだけです。筋肉が疲労するのはこの能力が落ちているということ
であるので、私はストレッチをして筋肉をゆるめること、それが
神経の緊張をとりさることにもつながると考えます。

家でゆっくり行う場合と、仕事場などで短時間で行うものがありますが、
ここではゆっくり行う方法を次でご紹介しましょう。