先日テレビで、なぜ一見ダメな店なのに
売上がすごいのかをレポートする番組があり
少し見ていました。
そこでメンタリストのDaigoの話があり、
なるほどそうだよなと思うところがありました。
見ていた人は分かると思います。
私は、当院に治療費もセミナー料金も、
安いと思うことはあっても、高いと思う
ことは決してありません。
単に単価という意味では、また一般と比べて
という意味からは高いとは思います。
ホテルでもレストランでも飛行機の席でも
高いものから安いものまで色々です。
それ以外にも、「情報」でも価値あるものと
そうでないものは値段が違います。
これは当然でしょう。
それを生み出す苦労や労力、その値打ち等、
色々な要素が加えられて決まるものです。
そして、どんなに値打ちあるものであっても、
それを「理解できる」、それに対しての「必要度」
(それに対しての思い)、「量」(大量に作られる
ものか否か)により、ある人には値打ちがあり、
どんなにすばらしいものでもある人には
ゴミにしかならないということがあります。
「継続する」ことが必要であることが分からないなら、
「効果が出る」「出ない」ということも全く
分からない人でしょう。
一夜にして職人になれるでしょうか?
一夜にして素人がオリンピック選手と同じ
動きができるようになるでしょうか?
しかし、たとえ一夜でも、その人の才能、努力、
集中力で、得られるものはあります。
それなりのものが得られるでしょう。
だからと言って、プロと同じにやれるわけではなく、
だからこそ「継続は力なり」ということになります。
つまり中間テスト、期末テストに一夜漬けが
それなりの効果を出しても、入学試験に対しては
一夜漬けは全く効果がないのと同じです。
そんなことも分からず、場合によっては
人の運命や人生までも変えることがありうる
治療という仕事をきちんとやれると思うのならば、
治療という仕事で「癒し」はできるかもしれないけど、
人を治すなんてことは決してできないでしょう。