ワールドセラピーシステム

D.O.のテクニック

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19日、いよいよ午後3:30にプレゼンである。

我々一行は、前日に書籍等の物販ブースで、
何人かが治療していたのを見て、プレゼンの前に
インパクションに対するアメリカのオステオパスの
反応が知りたくて、そのブースに行って
何人かに交渉して治療させてもらおうと考えた。

同じ部屋へ行くと、前日にいた多くのバイヤーは
消え去り、AAOのスタッフが自分たちの書籍を販売し、
かつOMTテーブルが12台あり、D.O達が
治療をしていた。

私は見て回っていたのだけど・・・

ほとんどは私が見て分かるテクニックであり、
私からすると旧石器時代のテクニックとしか映らない。

つまり、何も勉強したいと思うものはなかった。

あるD.O.がテンダーポイントを探して治療している、と
説明してくれたのだけど、内心は、「あ~、あんな
古いテクニック使っても・・・」。私が勝手にそれが
効果を出しているかチェックすると、効果は出ていない。

ただただ、「こんな程度がアメリカのオステオパスか?」と。

しかし、まだ見ぬ素晴らしいテクニックもきっとあるだろうと
思いこみたかった。

はっきり言って、インパクションも、ワールドセラピーシステムも、
彼らの何十年も先を行っているテクニックと改めて思った。

私のスタッフたちの口利きもあり、あるD.O.が
治療を受けてくれることになった。

しかし、日本と違い驚いたのが、誰がどんな資格を持って
誰に治療をいつしたかの書類にサインをさせられたことですね。

最初の人は軍人で、今でも軍人でD.O.だそうです。
しかも、教授とか言っていたと思います。

「どこか悪いところは?」「ない」
私は勝手に見つけて治したのですが、あまりピンと
来なかったようで、私がプレゼンするので、ここで
治療の雰囲気をつかみたいと言ったら、「もっと
説明を入れたら」とアドバイスをくれました。
(そんなことは分かっていると言いたかったけど)

それを見ていた女性D.O.が、「私も治療してくれないか」
と言ってきました。

そのブースで治療していた先生方の中では、
一番おもしろそうな治療をすると思っていた先生達でした。

結局その先生と組んでいた、オステオパシー大学の
生徒さん2人をインパクションで治療したのですが、
脇で見ていた生徒さんが、He is great!と言っていました。

彼を治療した後にベッドから起き上がるとき、
その方法を注意しました。

次回へ続く・・・