ワールドセラピーシステム

ダライアンセミナーで

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ついに今回で3回の全伝を受けた
という事で、1回ごとの終了書以外に
特別な証書を頂き、
全先生が喜んでいました。

私にとっても今までもらっている証書
の中で、最も大事な1枚となりました。
治療室に飾っています。

ここでダライアン先生から聞いた
マニアックな話を1つ紹介しましょう。

ダライアン先生は、数年前に病気の為
両目を失明されました。

どこかに行く時は、
つれ(たいていは奥さん)の方
の背中に指を2?3本あて
(肩にのせるのではなく)
ついて歩きます。

これで階段なんかもスタスタと
歩いて行かれます。

すごいでしょう?

何が?

彼は2または3本の指を並べて、
背中に軽く触れ、左右の動きと
上下の変化を感じ取り、
歩けるのです。

なぜこんな話を最初にしたか
というと、これからご紹介する
エピソードの為に
あらかじめ知っておかないと
分からないので・・・

ダライアン先生が
カナダのシンポジウムで
レンゾー・モリナリ先生
(イギリスのオステオパシーの先生で
産婦人科の治療で世界的に有名
であり、アメリカのオステオパシー
の団体が、オステパシーの創始者である
A.T.スティル博士の杖を個人として
さしあげたという奇跡的な人です。)
と一緒に散歩して、
ダライアン先生が、モリナリ先生
の背中に指をあて歩いていた時のこと、

ダライアン先生は、モリナリ先生の
下部腰椎と右股関節の異常に気づき、

「もしかしたら、先生の腰と右股関節の
調子が悪いのではありませんか?

よろしければ、私が先生の治療を
しましょうか?」

と聞くと、
モリナリ先生は、
「どうしてそれが分かったのですか?」

ダライアン先生は、それには答えず、
モリナリ先生の頬骨に指を触れ、
それから腰椎と股関節を遠隔的に
治療して痛みを取ってあげたそうです。

モリナリ先生はびっくりして
「いったいどうやって治したのですか?」
と聞いてきたので、

その原理を教えたそうです。

これは何年も前の事で、モリナリ先生は
主にメカニカルに治療を行う先生
だったそうです。

ダライアン先生は、意識の力で治療し
離れた所でも治せると説明してくれました。

治療は、触れたところが治され、
そこのみ変化すると考えている
先生には、
理解しにくいでしょうが、
上級のオステオパシーや
ヒーリングには可能な事です。