A: しかし、それだけでは試合に出ても、
チームメイトの動きを邪魔することはあっても
戦力にはなりません。
なぜなら、次に大事なチームメイトとの
チームワーク、意思の疎通がなければ、
パスワークなどがうまくいかず、まとまりある
一つのチームとなっていないからです。
それが私の言う、
ユニット化する必要があるということです。
Q: よく分かります。
一人一人が優れているだけではダメなんですね。
全体として活動できるようになることですね。
A: そうです。このように体も、そこまで治療する必要があります。
しかし、基礎ではそこまで教えても、
理解し、なおかつそのように持っていくのが難しいわけです。
統合する作業は、ゼミで教えていきます。
2月のゼミ、3月のゼミでは、統合するとは何か、
何が統合していなくて、どうすれば統合するかを
教えるつもりですので、
是非とも多くの先生に参加していただきたいと思います。
Q: それは大変貴重ですね?
A: そうです。
どんなに有名な先生がセミナーを行っても、
そこまでは教えません。(おそらく)
なぜなら、テクニックは教えてあげても良いですが、
ユニット化するは極意だからです。
海外のセミナーでは、長時間基礎的な勉強を
積んだ先生や、本で勉強している先生達にしか
教えてもらえません。
正直言って、まだレベルがピンキリである
日本の先生に対し、そこまで教えても無駄だろうと
思われても、残念ですが、仕方ありません。
Q: それが真実なのですか?
A: 全員の講師の先生がそうだという訳ではないと思います。
意地悪で教えないのではなく、そのレベルではないので
教えないと言う先生もいましたし、
かなり統合について教えようとしていた先生達もいました。
Q: よく分かりました。
早く日本もそのようなレベルになるといいですね。
A: そのためにも私は頑張っているのです。