ワールドセラピーシステム

大人も子供も シリーズ・オステオパシー

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当院に来られている、まだ小学校に上がる前の
子供さんです。最近調子が悪いと。

 

NMRTで「水」と出て、「飲み方」と分かりました。

 

母親も一緒に来られていたので「どのように水を
飲みますか?」と聞くと、喉が渇いてコップの水を
(やはり)一気に飲むとのこと。

 

コップに水を入れ、用意した水をさっそく、
すすりながら飲んでもらうことにしました。

 

事前に身体のチェックを行い、母親にもその様子を
見てもらいました。

 

診断は右腎下垂と、それにより右横隔膜の下方の牽引、
そして右肺の機能低下が分かったので、深呼吸を
してもらい、左右の肋骨の動きを見てもらいました。

 

当然子供本人にも、自分の胸を触ってもらい、
確認してもらいます。

 

明らかに左胸は大きく膨らむのに対し、
右胸は広がらないのが分かります。

 

そこで、クリスタル岩塩の入った水をすすりながら、
休み休み、そして「身体の声を聞いて、もう身体に
充分に水が入ったよと言っていると思ったら、
水は飲まないでね」というと、本人が、「もう
大丈夫」と言って水を飲むのをやめました。

 

すると水を飲んだ後は(椅子に座っていたのですが)、
姿勢がピンと伸び、深呼吸では右胸も大きく
吸えるようになり、見ていた母親はビックリしていました。

このように、水の摂取は大人も子供も関係なく、
すすりながら休み休み、身体が充分だと思うところまで
飲むのが正しいということが証明されました。

 

つくづく、コマーシャルなどの影響で、人々は
喉が渇いたら一気に飲むということを意識に
刷り込まれているのだなと思い、本当に
悪い癖であると思います。

 

また、これが良くないと訴える人が一人もいない
所を見ると、気付いていないか、気付いても
大きな声で発言していないのだなと思います。

 

そして、この暑い時の水の摂取の仕方を間違えて
いるのは、ほぼ世界的に共通しているのだと思います。