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頭蓋をゆるめる?クラニアル? シリーズ・オステオパシー

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今世間には、「頭蓋治療ができる」とうたう
治療者が増え、ましてや治療に関係しない
種類の人までもが学ぶということに
なっているようですね。

 

一般に広く「頭蓋治療」というものが
知られていくのは良いことであると思う。

 

ただし、正しい認識の下で、正しい
「頭蓋治療」というものがいかなるものかも
合わせて広がってくれたらよいが。

 

多くにはまがい物があふれかえっているのが
現状のように見受けられる。

 

頭蓋をゆるめる、ゆるまった、リラックスする
だけならそれは単なるマッサージレベルと
同じということに他ならない。

 

ただゆるめるのではなく、バランスや機能、
そして脳のことも考えて治療したり、
生命力、バイタリティや骨内病変、脳の
スパズムまでを考え、そして骨なのか、
脳なのか、脈管系なのか、TMJなのか、
歯が関与するか等々を含んでいなければ、
一人前のクレニオパスとは言えないと
思うが、いかがであろうか?

 

安易に学び、効果がある、短期間で学べる
ようなテクニックではないのだ。

 

今の状況を、クラニアルテクニックを
作り上げたウィリアム・ガーナー・
サザーランド先生が知ったならば、
どのように思うであろうか?

 

またそのようなことを行っている人を
どのように思うであろうか?

 

クラニアルテクニックをセミナーで
教えている先生が、もしサザーランド先生を
目の前にして、私のやっていることは
クラニアルテクニックですとしっかりと
言えるなら、それは素晴らしいと思います。