バラル先生が、次から次へと
本を出しています。
また、オステオパシーの本を読むと、
局所をどのように治すかは書いてありますが、
どのような意識で、どのような集中でもって、
どのような感覚で組織を治療するということが
出ておらず、熟練した術者ならいざ知らず、
とんでもない勘違いをしていることもありそうです。
局所の集まりが全体になるのですが、
あまりにそれにとらわれていると、
「木を見て森を見ない」になってしまいます。
そして、これらの本には、メジャーに
注目する方法はありません。
もちろんバラル先生の本は、傾聴
(リスニング)ができるという大前提の上で
書かれているとは思いますが。
実際の臨床では、問題部を有効に効果的に
治療するためには、他所を治療しておかねば
ならないことがあるのだということを
十分知っておくべきでしょう。