このところ、毎朝、肥田式簡易強健術を
やっているので、大変に気持ちが良い。
これが終わると、全身が温かくなる。
しかも、変に体温が上がるというよりも、
じんわりと、じりじりと、ほんわかと
温かいのである。
体温が上がったためという感じよりも、
気が全身に活動良くめぐっている感じ
なのである。
治療家にとっては、単に筋力をあげるだけの
ような運動は、好ましくないのである。
あまり筋肉を固めてしまうと、経絡に流れる
気を妨げてしまうからだし、患者を触っている
時の感受性は下がる。
その上、術者がタバコでも吸っていたら、
より悪くなる。
逆に、患者からの悪いエネルギー的な影響に
鈍感になり、悪いエネルギーとのつながりを切る
というなら筋力トレーニングも良いかもしれないが。
しかし、治療効果は減少するでしょうね。