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ベーシックセミナー3

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今回は脊柱の復習と骨盤のセミナーでした。

骨盤は人体の枢軸であり、必ずバランスが
とれていなければならない重要構造です。

仙腸関節、仙骨、仙尾関節、股関節に対する
診方と調整法を行いました。

ベーシックでありながら、この3回目では
脊柱と内臓との関係、そして間接法の極意である
「タコの力学」と「拮抗バランス」について公開しました。

ベーシックですので、この秘伝内容を詳しくは
解説しませんでしたが、分かる人はきっと気が付くでしょう。

そして、このタコの力学と対になる拮抗バランスは、
おそらく教えている所はどこにもないでしょう。

せいぜい、組織を悪い方に持っていき、とどめて、
動きに合わせ止まるのを待つか、緩んだ分をつめていき、
動きが止まるまで待つ、またはロングタイドや熱が
出るのを待つぐらいじゃないんでしょうか?

しかし、このタコの力学と拮抗バランスを取り入れたならば、
解放までの時間は何倍も早くなるでしょう。

これはきっと知らない先生が多いと思います。

そして、動作の観察ポイント、術者の手の位置、意識の置き方、
視線、姿勢の取り方のポイントを伝えました。

これらは基本中の基本でありながら、理解されていなかったり、
教える方も全く気付いていなかったりするポイントです。

基本を完全にマスターし、規則に縛られない境地にいる
術者のみが、これらを無視できるのですが、いかんせん、
出来る人は無意識にやってのけてしまう為、
基本が出来ていない人にこれを教えることが出来ていません。

私自身も、ベーシックでなければ、他のセミナーでは
これを教えません。一般のセミナーに来る先生は、
私から言わせれば、こんな基本は出来ているという
大前提のもとにセミナーを進めるからです。

そして、国際セミナーに来る講師の先生も、
自分のセミナーにくる受講生は、こんなこと
分かっていて当然と考えて、教えてくれません。

時として親切な講師が、このポイントを教えてくれますが、
これもまれにです。

重要でありながら基本的事項であるため、無視されています。
私もこのベーシックは今年限りで、2度とやりません。