昔、解剖学図は、美術品と考えられ、
そのように見られていました。
実物の人体解剖を見て、絵描きが
写実的に描いたと言われています。
いま多くの人が見ている解剖学図は、
その組織が見やすいように、色々と
削除されたイラストです。
そういう意味では、昔の解剖図から
学ぶことは多いのです。
そんな理由で、今から6~7年前に
TaschenのATLAS of HUMAN ANATOMY
and SURGERYという本を、私や私の友人の
オステオパシーを勉強している先生達は買いました。
それは大きな版の本で、重く、
見るのも大変な本でした。
3~4万円したように思います。
そ、それが・・・
2000円くらいで、縮小版が手に入るのでビックリです!
パチものかと思ったら(つまり縮小して、中身も
間引いてるような本かと思いきや)、大変良いものでした。
ただし、私の持っているものは紙質もよく、
大判ゆえ、小さいところも鮮明に分かりますが、
この本では無理です。
しかし、この値段なら、タダ同然でしょう。
つまり、お買い得で、原本持っている人も、
手元に置くには、この本の方が良いかと思います。