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いよいよ・・・近づく

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はっきり言って「インパクションテクニック」
自体には自信がある。

本当にこれは素晴らしいテクニックである。
だけど、

これをアメリカ人のオステオパスに、私のプレゼンに
与えられたわずかな時間で理解してもらえるだろうか?

今までのオステオパシーの身体へのアプローチと
全く違うのである。

これはもう、ただただ一生懸命やるしかないのだ。

技術に対する信頼と、それをうまく短時間に
分からせるのとは全く違う。

あまりに飛びぬけていて、何のことだか理解できないだろう。

しかし、もしこのテクニックをアメリカ人の
ドクターであるオステオパスが受け入れてくれたら、
本当に素晴らしいことだと思う。

天がこのテクニックを私に授けてくれたのには、
きっと何かの意味があると思う。

だからと言って、パーッと広がっていく、
世の中に認められていくと言うことではなく、
WTSのように、じわじわと理解者を増やして
広げていくというようになるのかも知れない。

これを読んでいる人には分からないと思うけど、
確かにそれなりの評価を受け、プレゼン出来るだけでも
ありがたいことなのだが、向こうは「何か変なことを
日本人がやっているようだから、ちょっと見てやれ」
という気持ちで呼ばれているのかもしれない。

もし、充分な時間があって説明するチャンスを
くれたならば、アメリカのオステオパスの度肝を
ぬかしてやれるぐらいの気持ちはある。

しかし、ごくごく短時間で、どれだけやれるのかは
何とも言えない。

そういえば昔、とある団体で、内臓マニピュレーションの
講師をしていたときに、その団体がオステオパシーの
祭りのような催しをやった。

その時、一般の人が来ていて、講師たちが
その人たちを治療するというようなことをやった。

周りの先生は、(当時の自分が見ても)
たいしたことをやっていなかった。

マッサージの延長のようなもので、
「は?それオステオパシー?」と横目で見て思いながら、
自分の所に来た人を治療した。

もう20年くらい前であり、あまり覚えていないが、
腰の痛みとか、坐骨神経痛があったと思う。

自分は傾聴を繰り返し、その人を治療したと思う。

最後は硬膜を解放して終えると、その人は
そうとう楽になったようで、「先生の治療院に行きたい」
と言っていた気がする。

私は、その時の催しが、まるで自分が試されているようで
嫌だったのだが、短時間で他の先生とは違うぞと
いうのを見せたかったのだと思う。

だから人の前でアピールするのは、若いころから、
どうということはなかったが、今はその時の技術よりも
何十倍じゃすまないくらいの進歩をしているのだが。

それでも今回、多額のお金を投資してもアメリカに行って、
テクニックを紹介してくるのは、単にテクニックを紹介
してくるだけではなく、もっと大きな何かをつかんできたいと
思うからに他ならない。