ワールドセラピーシステム

第1回 クラニアル初歩セミナー

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今回は、私のセミナーを全く初めて受講された先生方や、

いつも熱心に札幌から来ていただいている先生、そして
本当に久しぶりに来られた先生方ありと、
バラエティに富んでいた。
久しぶりの先生が、少し間が空くと来ずらくなったと
言っていたが、私はそれでも勉強したいという気持ちで
来てくれる先生は嬉しいのである。
クラニアルの概念からはじめ、基本的なこと、そして
全身との関係の説明と実技を行った。
頭蓋を正しく治療すれば、全身にどれほどの影響を
及ぼすかを全員に体験していただきました。
来られた先生方は、私が頭蓋を治療すると、全身に変化を
起こすことがよーく分かったと思います。
身体を治療する時に、症状の起きているところに刺激を
加えるのではなく、大元を治すことが、どれほど重要なのか、
また、その大元の一か所を見つけ、一か所を治すことが
関連組織全体に変化を与えうることの重要性を
分かってもらうためです。
初歩のことを教えると、どうしても考え方が単視眼的に
なってしまい、井の中の蛙大海を知らずになってしまうことを
させないため、また、治療技術の持つ可能性は、
自分の能力の高さから、もっと高まるのだということを
体験してもらうのが目的でした。
人から話を聞いたり、本を読んだり、見ているより、
自ら体験することが何倍もの価値があります。
ほぼ全員が、私の治療を受けて感嘆されていました。
その私が、受講生の先生方に、「これだけ手技で人を
治す技術を持っていて、それでも手技には限界がある、
それだけではダメなんだよ!と訴えても、治療家は
WTSに対して見向きもしないのは何故だろうか?」と問いました。

手技においても、三次元テクニック、ローカリゼーション、

インパクションテクニック、BDFT、内臓マニピュレーション、
その他、オリジナル手技を幾つか作りだした私が
「それじゃダメなんだよ!これからの時代は
それじゃ人を救えない!」と言い切っています。
まあ、それだけ治療家というのは頭の柔軟性がないのか、
新しいものに飛び込むだけの勇気を持たないのか、
新しいものを受け入れる度量を持たないのか、
ゆとりがないのか?
私には分かりかねます。
今まで私がWTS治療で起こした効果を信じきれない先生は
一度私の手技のセミナーに出て、どれだけの技術を
持っているか、見て体験してみてほしいと思います。
そうすれば、私の言っていることの少しは分かるかも知れません。