ワールドセラピーシステム

なぜワールドセラピーシステムが重要か?

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この治療は、体調を崩しうる原因を
グループ化し分類しています。

そしてそれらのグループの、何が原因なのかを
見つけ出す検出法がNMRT(神経精神反射テスト)
という私が考案したテストです。

そして、それが見つかった時に、個々に多様なる
アプローチが用意されていて、再びどの方法で
その原因に対処するのかをNMRTで捜しだし、
そのテクニックを行い、効果があったかを再び
NMRTでチェックするのです。

その1回の治療で全てOKとなるか、まだ不十分で
他の治療を加えていくか、またはその症状を出している
違う原因を探す必要があるのか等、NMRTは示してくれます。

そして、それらすべてに対応して、
NMRTが反応しなくなった時には、
その日のその症状に対しての
治療は終わるということになります。

この時の終了の意味は、
「今日はこれ以上治療しなくて良い」
「今日はこれ以上治療してはならない」
「これで治った」
「ここまで治療し、身体が変化する時間を与え、
次に来た時に新たな状態となった体に治療しなさい」
等を意味するのであって、その日に治ったことを
必ずしも意味しません。

私が過去何度も原因を見つけ対処するのに、
単に肉体だけアプローチするテクニックは、
それがたとえどんなに優れていたとしても、
その「原因をきちんと見つけている訳ではない」し、
「再びそれを引き起こしうる原因を捜して対処」している
訳ではないため、いつまでも再発を繰り返してしまう
ことが起こるわけです。

例えば、WTSでは、その患者さんは「ゆれ」に対して
身体に拒絶反応を持っていたとします。

ある治療家が素晴らしいテクニックと努力で、
その日体調を非常に良くしてあげて、その患者さんは
その治療家に感謝して帰るとします。

それが自転車であったり電車であったりして、
その時「ゆれ」が身体に与えられるとします。

すると身体はそれに反応し、せっかく治療家の
治した状態を、何%か、下手したら100%崩してしまい、
再び体調を悪くするということも起こすのです。

すると帰った時に、またすぐに不調になってしまいます。

今のは再発原因の一例ですが、ハイヒールであったり、
身につけたブレスレットに拒絶があれば、帰りに一定時間
(その蓄積時間の反応が短いか長いかは色々である)の
負荷で、再び症状を戻すことがあり、それらすべてに
対処していかねば治らない訳です。

ただし、治療家(WTS)がそれを知っていたとしても、
身体には情報を受けられる限度がある為に、
その日に対処しきれず、次回ということがあり、
その日に再発したとしても仕方ないということもあります。

ただし、一般の治療とは違い、WTS実践者は、
そのことを充分に分かって、「今日はもうよろしいです」
と言って治療を終え、次回来られた時「また症状が
出てきました」と言われた時に、その原因を探り出して
対処していくわけです。

拒絶するもの全てが無くなった時、その身体は非常に
安定していて、ちょっとやそっとでは不調に
ならなくなるという訳です。

さて、少し話を戻しますが、WTS治療家は
(ワールドセラピストといいます)、その「ゆれ」で
体調を崩す原因まで、見つけ出す必要があるときがあります。

可能性の1つが「地震」です。

地震に対しての「恐ろしい」とか、「怖い」という思いを
過去に体験していたならば、それを見つけ出し
治療する必要があります。

または自転車で横転したという、本人も忘れてしまっている
かもしれない出来事を見つけ出して治療する必要が
あるかも知れません。

それともジェットコースターのゆれを経験し、
その不調の原因の1つを作っていたなら、
それを見つけ出して治療しなければ
何度も何度も手技の治療を行っても
無駄ということになります。

WTSにはそれらを全てジャンルに分けて、
原因を見つけ出していくプロトコルがあり、
NMRTで全てを見つけ出していくという方法をとるため、
たとえ一般手技よりも時間がかかったとしても、
根本的に治癒させていくし、それらの原因が
将来その人が起こしうる不調や病気にまで作用し
予防していることにもなります。

なぜなら、それらの原因は、その人の神経系や
内臓、脳、背骨、骨盤、四肢、精神や感情に
がっちりと食い込んでおり、本人が感じ取れないような
不調を、実は出していたりするからです。

これらの体系を全て作り上げ、現在も進化中である
このワールドセラピーシステムを、より多くの治療の
先生やカウンセラー、できうれば医師にも使っていただき、
世の中の苦しんでいる人を、本当の意味で
治していただきたいと願います。