パラリンピックの創設者のドクター・グッドマンは
「失ったものを教えるのではなく、
残ったものを最大限に生かしなさい」
と言ったそうである。
多くの人は失った方にばかり意識を向けます。
確かにそれは致し方ないのですが、
それに長くとどまっていないで、あるものへ
目を向けて行くことです。
少し違う話ですが、何か新しいことや、大きなことを
やろうとするとき、失敗を恐れて、それが頭に居座って、
前に進んでいけない時に、あなたはどうしますか?
「えい!」と気合を込めて飛び込みますか?
これでは「蛮勇」といって、本当の勇気ではないと思います。
私は、もし失敗した時の最悪のケースを考えなさいと言います。
その時にあなたは「命を失いますか?」
「新聞に出て、日本中から白い目で見られますか?」
「死刑になりますか?」
「国外追放ですか?」
最悪は命を落とすことです。
そうでなければ、あとは気持ち次第でやりなおせます。
上のことが起きなければ、きっと何とかなります。
健康を失ってしまい、身体が言うことを聞いてくれなくなる。
これも非常につらいです。
しかし、思考がちゃんとできて、身体が動けばなんとかなります。