ワールドセラピーシステム

今回の入門セミナー

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今回は、やはり基本的な考え方、やり方を
学んでいただき、それが進化発展すると
こういうことができますということを、
デモンストレーションしながら、講義しました。

1人の受講生に出ていただき、右手の一本の
指を使って診断しました(触れたところは爪のみ
ということです)。

「右手首に制限、右肩に制限、肝臓に制限あり」と
伝え、そこが確かに悪いか確認しました。

右肩はひどく、全く上に上がりませんでした。

右爪から治療していきます。触れているのは爪のみです。
「何か感じますか?」すぐに答えて、
「何か頭まで刺激が来ています」と。
私は、「それは神経が反応しています」

少しして、私が「今、手首が緩み始めましたが
何か感じますか?」と聞くと、
「内臓が動いているようです」

私は、「それは神経が活性化してきて、
内臓が動き出したためです」と言いました。

そんな感じで、私が「今は肘に来ましたよ」
「肩に来ているはずです」と、私の加えている
刺激がどこに作用し、いまどのようになっているのかを
指摘しました。

最後に肝臓まで、右の指先の爪を操作して動かしました。
本人も、内臓が動くのを感じたようです。

治療がある程度終わり、肩を動かすと、
今度はきちんと上まで上がりました。
以前から右肩の調子が悪いことは知っていたそうです。

全受講生はびっくりしていたようです。

また今回は、違う受講生の前腕に
骨内病変があることを示し、それを
「インパクションテクニック」によって
一瞬にして解放して、体感してもらいました。

本人は腕が軽くなったと喜んでいました。

同セミナーでは、入門ということで、
直接法と間接法を説明しましたが、

他のどのセミナーによっても、
またどんなオステオパスも、
私のように説明するのを聞いたことがないので、
私のオリジナルな解説を行い、

オステオパシーにあまりなじみのない
先生方も、納得されていたようでした。

このように私の入門セミナーで、
初めての人にもよく理解してもらい、
かつかなり知識のある先生にも、
初めてのことを多く学んでいただけた
のではないかと思います。

今後もこのようにいっていきますので、
興味ある先生、自分の技術を深めたい先生、
オステオパシーとは何ぞやと言う先生は、
ぜひ参加してください。

次回は6月です。