ワールドセラピーシステム

初の入門セミナー

| コメントはまだありません

これは受講生のレベルにかなりの差があり、
どのあたりを教えるのか大変に迷った。

ごくごく初歩的な話から始めて、
簡単な感覚トレーニングを行った。

そして、感覚能力を高めることによる、
ある一点を触れて、全く別なところに
力を集めることを体験してもらった。

また、首に症状ある受講生を1人選び、
右手示指先を私が触れ、その人の身体を
数人の受講生が触れて、私が力を移動させるのを
体感してもらい、わずか数分で、首の症状を
解消して見せた。

そして、傾聴という技術を行うと、どういうことができ、
また治療手技の多様性を見せ、直接法、関節法の
考え方や原則について、詳しく説明した。

かつて、そのように解説しえた先生はいない。

なぜ入門において、そのようなことを行ったのか?

一番低いところから始めて、最終到達地は
どのようになるか?という治療の可能性を
知ってほしかったのである。

それが全て出来るようにということではなく、
体験し、知ってもらう、つまり紹介と言うのが
大きな目的である。

だから、ある人達は非常に喜び、ある人達は困惑し、
ある人達は、自分には無理と感じたかもしれない。

また、立位と坐位における、ディストーション(歪み)の
違いが、何故に起こるかを示し、ハードポテンシーで
脳にショックを与えリリースし、それらすべてを
解除することを公開した。

それもあくまで、治療技術のなしえる可能性を
示すためである。

今日それをマスターせよなどと言う気持ちを
これっぽっちもなかった。だから、勉強するというのは
これからなのである。

また、今回の入門で感じたことがあるので、
次回はやり方を変えるつもりである。

すなわち、情報の質を変えて、
1つのことを重点的にやろうと思う。

一応セミナーの内容をやるつもりであるが、
時間がないならば、次回に回すやり方にして、
掘り下げて(ディグオン)行こうと思う。

だから、重要な感覚トレーニングと脊柱の診断、
及び骨盤まで行いたいと思う。

頸椎はこれはまた扱い方が別な方法をとるので、
次回以降に行いたいと考えている。