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一概には言えないけど

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若い女性、男性の場合もあるが、
頭や顔に色々と装飾や化粧をしていたり、
おまけに髪の毛が顔を隠すようにしていたりすると、

まるで、サングラスで顔を見えなくしているように、
世間の目から自分を離すように、
診られないようにしているのだと思う。

もし、自分に自信があり、堂々と生きていて、
己の力を充分に出したり、信じているならば、
自分をそれほど隠したりしないのではないだろうか?

それは私が臨床で精神を扱っているため、
余計にそう思うのである。

身なりは、そんなに強く意識しなくても良いけど
(周りが不快に感じるのはダメですよ)、
もっと自分の力を信じてあげる、

自分を信頼してあげる。

または、今の自分を少しづつ磨いて、
未来の自分は今より良くなれている、
そんな人生を全ての人に歩んでほしいと思う。

どんな人にも必ず長所があり、
短所があるのだから、

短所だけ見て卑屈になったり、
長所だけ見て自信過剰になったりは
良くないのだと思う。

料理ならば、塩があり砂糖があり、
分量の使い分けができないといけない。

楽器や音楽ならば、強いだけの音だけではなく、
弱い音も活かし、使い分けねば、
きいている人は疲れてしまう。

できれば強さの中に、固さや粘りを出したり、
弱さの中に悲しみや勇気付け、
落着きを現すことができたら、
良い音楽になると思う。

それと同じで、人もそのように生きてほしい。

しつこくあきらめが悪ければ、
あきらめが悪いと言われてしまう。

しかし、それが持続力があるとか、
信念がある、集中力がある、根気があるに
変われば、立派な長所だ。

エジソンが電球を発明した時も、
何度も何度も何度も失敗した。

おそらく周りや家族、友人からは
あきらめろとか、ひどければ無謀だとか、
そんなことをしていたら財産をなくすとか
言われていたかもしれない。

それを真に受けていたら、エジソンの明かりは
違う人が発明したろうけど、今の文明はきっと、
もう少し遅れていただろう。

最後までやり遂げたおかげである。

これは、あきらめが悪かったとか、
やめる決意の無い人とか言われたら、
マイナス人間である。

しかし、発明王とまで言われるようになったのだ。

この違いは、何によって出たのであろうか?
それは「信念」であったと思う。

素晴らしいものを生み出し、
世の中に貢献するのだという信念だろう。

正しい考えに基づく意思が働くとき、
短所はすなわち長所となるかもしれない。

だから、悪い方を見るのではなく、
良い方に向かって見ていてほしい。

きっと明るい世の中になるでしょう。