ワールドセラピーシステム

オステオパシー

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私のオステオパシー技法の中心となる
考えや方法は、バイオダイナミクスが
基本になっている。

私は身体に触れる。
意識の次元を変える。

すると私の触れているところの組織は、
別の生き物のように、まるでアメーバが
動くがごとく、動き出す。

骨さえも、自らの意思があるかのように動き出す。

私は、手の感覚の領域を広げていき、
手の下の体内の世界を、手を通してみるのだ。

正常に動いているか?
固いか?

他の組織と強調して動いているか?

さらに感覚を広げていき、
全身の状況を手で感じ取る。

それは口で言っても分からない。
自らその感覚を得るしかないのだ。

その為には優れた指導者の下、
注意、洞察力、放心、統一感等々、
色んなことを身につけていくのである。

すると、あるレベルを越えることができると、
術者は相手の身体と融合融和することが
出来るようになる。

単に物理的身体を扱うのではなく、
生きている喘鳴を扱うようになるのだ。

良いテクニック、良い指導者とは、
そこに導いてくれる人を言うのである。

単に技術を伝えられるのではなく、
治療の魂、ハートを受け継ぐことである。