時々、テレビでリゾート地の海を映します。
沖縄やグアムなど、「大変きれいな海です」とか
「熱帯魚が多いですね」とかナレーションしている。
しかし、海底の様子が映し出されると、サンゴが見え、
ナレーションでは「素敵ですね!」とか「サンゴが」とか
言っていますが、それは砂にまみれて、点在しているだけで
生気を感じられず、死の海と言う印象を受けずにはいられない。
私が直接見たモルディブの海や、宮古島、さらに
伊良部島の海のサンゴ礁は、本当にイキイキして
素晴らしいものでした。
そういう場面を見ていると、テレビに映し出された
海は確かに透明できれいですが、生気がないです
そんな海の姿を見せられて、素晴らしいと言われ、
知らない人に、「これが素晴らしい海だ」と
思ってほしくないと思いました。
これはあくまで治療家としての意見ですが。
前に紹介したことがあるように、本物と偽物を
見分ける能力を身につける勉強をするのに
一番良い方法は、本物だけを何年か見て
触れるというものです、
これは中国でも日本でも、
昔からことわざがあるのです。
特にメディアでは、本当に素晴らしいものを
紹介して、素晴らしいと表現してほしいも
のだと思う限りです。
本当に素晴らしいものを見るということを
大事にしてほしいものがと思います。
特に子供たちにおいてはそうです。
中途半端をよしとするようには
教育してほしくないと思います。
その気になれば、遠くに行かずとも、
本物の良さを知ることが、いくらでも
あるはずなので、それを知ってほしいと思います。
冬の夜空は大変素晴らしく、冬の木、植物にも
内に眠る生命の力を感じてほしいと思います。