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野口晴哉ゆかりの人々

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先生と言われているのが、霊術家の松本道別、
桑田欣児、石井常造であり、

山田信一、野中豪策、永松卯造、柴田和通、
そして秋山命澄等は、

初期に野口晴哉の作った自然健康保持会の
メンバーがいて、影響を受けたようである。

柴田和通は、足裏の刺激で全身を治療する
柴田操法の創始者、

山田信一はオステオパシーの本(そういうタイトル
ではないが)を出している整体の先生、

野中豪策は、野口整体の中で、野口操法として
残っている。

石井常造は、「生気自強療法」で有名である。

野口先生の精神療法に影響を与えたとされるのが、
秋山命澄である。

秋山命澄、石井常造、柴田和通、松本道別、
桑田欣児、山田信一等の書籍は集めたけど、

それは野口先生のあの独特なる治療の出所を
知りたいということなのであるが、野口先生は
カイロプラクティック、オステオパシーにも
影響を受けていたようである。

そして最も重要だと思われるのが、今や日本で
新しい先生(若い先生)は知らないと思うが、
スポンデロセラピーである。

これは脊髄神経を押圧、叩打により、
神経反射をおこさせるものであり、
昔の谷口書店での「月刊手技療法」で
全てではないが、連載されていた。

しかし、いずれの技法にせよ、野口先生の方法は、
彼独自の感性のもとに作られたのだというくらい、
オリジナリティに満ちている。

野口整体は、野口晴哉という天才によって
創始された、一代の技術である。

他の誰も、その追随は許されないものであると思う。

しかし、その考え方は大いに勉強するに値する。

たとえそれがいかなる手技療法であってもであると思う。