ワールドセラピーシステム

臨床ゼミ、残り数回です

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昨日のゼミでは、リスニングの最高レベルの
技術であるローカリゼーションを実演しました。

これは患者の今の身体の段階で、最終的に
一番重要な治療部位を見つけるという技術です。

全受講生に、モデルの身体の異常部位を
チェックしてもらい、かつ、私の見つけたところを
治療している間に、身体がどのように変化するかを
モデルに触れた状態で、私が治療しました。

それによって身体が全身的に変化を起こして、
かつ傾聴で見つけた部位も変化したことを
確認してもらいました。

このローカリゼーションが出来るためには、
正確な傾聴を修得する必要があることを
改めて説明しました。

そしてまた、胸部の検査で見つけたところを
私が正常な位置に動かすと、全身が変化することも
触ってもらい確認してもらいました。

後には、体温診断を行いました。

フランス製の体温診断の為の機械を用いて、
実演を行い、その効果を、その機械で確認すると
いうことも行いました。

およそ、この日本で、この機械を用いて
内臓マニピュレーション上級テクニックを
行える先生は皆無であろうと思うので、

これを見聞き体験できたのは、受講生にとっては
大変貴重なものであると思います。
(私はめったにこの機械を出しませんので・・・)

そして、今回の実技では、私が今まで
「JOA」「JCO」「JOMA」「JOPA」
「私の過去のゼミ」での講義では、

一度も教えたことも見せたこともないものを
幾つか教えたので、受講生はこのことだけでも、
他の内臓マニピュレーションを勉強した、
日本のどの先生よりも、誇れることだと思います。

日本での内臓マニピュレーションの基礎を
作り上げた人間が言うので、間違いありません(笑)