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休養

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当院では昼食後必ず10?20分の
昼寝を取る(取れないということもありうる)。

それは大事な大事な時間である。

「腹の皮はると、目の皮たるむ」の言葉通り、
食後は消化の為に血が集まり、脳は一種の
虚血状態となり、眠気が出てくる。

これは当然の生理現象であるけど、
「親が死んでも食休み」なのであるから、
昼食後にすぐ動かないということは、
大事な習慣であると思う。

サラリーマンがよく、昼食食べてすぐに
仕事するとか、食事しながら仕事の話をする、
またはパンをかじりながら仕事をする
ということがある(らしい)。

しかしそれらが、いかに消化活動に良くないか、
そして、脳から血がいくぶん、思考機能は
下がるので、ここは思い切って15?20分くらい
のんびりして、血液を消化に向かわせて、
脳を働かせないようにすることを
考えた方が良かろうと思う。

ましてや肝臓や腎臓が弱っている人は、
食後すぐ動かないで、身体を横たえて、
休める方が良い。

主婦においても、食事してすぐに
片付けをして食器を洗ってと
仕事が一段落してから休むという
人が多いと思うが、少し休んでから
作業するのが良いと思う。

肝臓が弱っている時に出てくる症状は、
「常に身体が疲れている、だるい、朝から
気力が出ない、休んでも疲れが抜けない」などです。

もちろん「お酒が弱くなる」とかもあります。

腎臓が弱ってくると出てくる症状は、
「むくみ、喉の渇き、下腹部の重さ、腰痛、
特に朝、同じ姿勢が苦手、排尿の多さ、
夜排尿の為に起きる」等々である。

あまりにこれらの状態が強い時に、
治療を受けるべきであるが、

肝臓が病気でなければ身体を冷やさない、
腎臓は平たいところに寝て、クッションを腰に当て、
両ひざを、両肘を伸ばして、ゆりかごのようにして
抱える姿勢をとって、楽になるなら、何回かに分けて、
この姿勢を取るだけでも、多少楽になっていく
ときもあるのでやってみる。

この姿勢が辛い時は、無理をしないで、
治療の先生(内臓の治療ができる先生)に
見てもらうこと。