ワールドセラピーシステム

臨床上から

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私は20代初めの頃より治療家の道を歩み始めました。

何十年間、整体、カイロプラクティック、オステオパシーと
勉強を続けてきました。

今の私の検査の中心は、NMRTという私の開発した技術を用います。

これで患者さんの潜在意識に
今何の治療をして欲しいのかを聞き出す訳です。

私のこの1?2年の研究臨床の結論から言うと
多くの、又はほとんどの方は精神面の治療を必要としていることです。

野口晴哉先生が「潜在意識の教育」ということに
その生涯を費やしました。

そして肥田先生も、天真療法においては
精神のありようの重要性を嫌というほど述べています。

なのに、そうであるにもかかわらず、現在の我々治療家の多くが
患者さんの精神というものを、あまりにも没却しきっているのは
一体どういうことでしょうか?

それは今の技法体系の中には精神を治療するという
考え方や技法が無い為である。

全くない訳ではないのだが、それを受けとる側が
難しそうだからとか、理由をつけて学び、実践しないが為である。

そんなことでは患者さんは救われないし、
又治療家の袋小路に入りこんで出てこれなくなってしまうのです。

より多くのものを得る為には、今とは違う道を選択しなければ
未来は変わらないことでしょう。