この国の教育は、
みんなと同じことをしていれば
間違いないとか、安心であるとか、
有名人の○○さんもやっているとか、
そんなことで「右へならえ」という風に
自分の考えや行動を決めていることが多い。
ひどいときは、
そうであることに全く気付かずに
同じようなことをのぞむ。
つまり、「よらば大樹の陰」である。
それは、この世を支配している人たちにとっては
非常に都合の良い国民なのである。
学校の先生は、他の生徒と違うことをやったり
違うことを考える生徒は難しく、扱いにくいから、
「周りと同じようにやろうね」と言って
同じ色に染めようとする。
その方が画一的で、一つの号令で
動いてくれるので、先生は大変に
やりやすいという訳だ。
そんなやり方をすべての先生がやっている
訳ではもちろんないが、気持ちでは
やはりそうである。
だから学校を卒業したら、
仕事か学校かという選択肢をとれと迫る。
それは間違ってはいないが、
もっとその子供の向いているものを
考えてあげてはどうか?
そういう教育を多くの日本人が
受けてきたとしたら、日本はもっと
すごい国になっていただろう。
「他の子供がゲームやっているからやりたい」は
ないであろう。「○○ちゃんも持っているから
うちの子にも」はいけないのじゃないか?
親のポリシーがしっかりあり、
それに基づいて考えて、与えるというのなら
それは大変良いことであろう。
今の人は、自分の頭でよく考える
ということが少ないのだろう。
だから、○○がおいしいとテレビに出ると、
我も我もと殺到する。
そんな国民を支配するのは
さぞかし容易であろう。
治療家もね!
こういう勉強を続ければ
治せるのだと洗脳され、
それにひた走る。
もっと広く見て、広く考えて、
広くアプローチしては
いかがなものであろうか!