今、ベーシック・ゼミの為、
色々な資料を見通し、そして
自分のやっていることを
再考察している。
私は野口晴哉先生の
「治療の書」を読むことを
治療家にすすめている。
(同じくらい重要な本に
「透明な力」木村達雄著
があります)
今よーく読み返すと昔は
「あぁ...そうか ! !」
とか「なるほどね ! !」
とか思ったものである。
それは20代の頃であるが、
今読み返すと、
「その通り」
「私もそう考えている」
「当然である」
と思うことばかりが出てくる。
それだけ自分は進歩したかと
少しうぬぼれてみる。
私は、もちろん違うと思う点も、
私には出来ないとか思う点も
あるが、
それでもこの本の話が私に
強く影響しているのかな
と思うことはある。
何度も読み返し、そういう考え方を
身につけたのではなく、必死に治療の
道を進んできて、そのような心境に
なれてきたことが嬉しい! !
嬉しがっているのではなく、
私はこれを乗り越えたいと
思っている。
これは野口先生の若い頃に
書いた本である。