治療家は人を治すのであるから、
物として扱ったり、対処すべきではない。
体調不良に同情しても、心はいつも
明鏡止水と保つべきである。
医者は、病気を見るけど患者を見ていないなどと
いうことが、我々治療家にも当てはまると思う。
その患者さんが明るく前向きになっていくのを
イメージして、悪くなることは考えない。
また、そういう風に持っていく。
患者さんも、常に身体の不調にばかり
目を向けないで、良くなっている方に目を向けること。
愚痴を言ったり、痛い痛いと言って良くなるなら
いくらでも話を聞きます。
しかし、自分で体調の悪い方にばかり目を向け、
不平不満ばかり言っていると、自分の持っている
幸運も手放してしまうと思います。
辛いときは悪いことしか考えられないけど、
「朝のこない夜はない」と思うことです。
そして、我々治療家は、そういう患者さんの心に
火をともしたいと思います。
人はどんなに小さなことでも、一生治らないと思ったら、
何倍も辛くなります。
しかし、どんなに辛くても、希望を持てれば
それに耐えることが出来ます。
私は、常に希望を与えることが出来る
治療家になりたいと思っています。