ワールドセラピーシステム

心理治療・精神治療

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WTSによって、精神面の治療することが
非常に多いのが現状です。

それは私が望むわけではなく、私が患者さんの身体を通して、
いま何をやってほ欲しいのかと聞くと、回答してくれて
それに対してアプローチするわけですが、

多くの場合に、精神面の治療が出てくる。
それも、治療を初めて行った患者さんに多く出る。

いま患者さんで一人だけ、過去の多くのつながりを
治療しきった方がいる。精神面で出てくるのは、
前回治療した後から受けた精神的影響だけとなっている。

つまり、過去の多くの精神的負担がなくなったので、
現在の問題に対処するだけとなり、回復が早い。

多くの人は、多くの複雑に入り組んだ出来事が
心身に色んな症状を生み出しているし、生み出されていく。

ある人には、身体の不調として。
またある人には精神的な問題、例えば
やる気が出ない、会社がつまらない、自信がない、
等々、色々と出てくる。

先ほどの、過去のほとんどが治療された患者さん
(この方は、何年も週一回治療に来られている)を
治療していて、気が付いたことがある。

現在の体調に不調を作り出す精神的出来事が、
時としてある過去の出来事からつながって
悪化することである。

つまり、精神的ストレスの記憶は、
最初の一回だけで強く体に影響するよりも、

その後でそれと似た体験をすることで
出てくることがあるということである。

それはまるで、ペニシリンショックのようである。

つまり、最初ペニシリンを注射され、身体に抗体が出来、
2回目にペニシリンを打たれると、ショックを起こすのと同じである。
ハチにも2度目に刺された時の方が、大変になるのと同じである。

この精神治療のやり方は、私がゼロから作り出しているため、
まだまだ不明なことが多いのも事実であるが、

色々と試行錯誤している間に、しだいにいろんなことが
分かってきている状態である。

このまま研究を続けていけば、さらに良いものが生まれ、
今の多くの悩める患者さんを助けられるだろうと思う。

現にいま2つばかり私の中に新しい精神治療のアイデアが生まれ、
1つ目はすでに臨床で効果を上げ始めている。

これらはいづれWTS研究会の研修会において
発表することが出来ると思う(それまで私が
死ななければの話ですが)。

精神治療で良く起こる現象は、その人の深い問題に対し
アプローチしようと私が考えると、多くの場合、
患者さんの身体が緊張してくること。

しかし、それは治療すればなくなる。

治療していくと、次第に姿勢が良くなってくることもある。
(私はこの治療の時は、患者さんが座った状態で行うため、
姿勢の良しあしが見える)。

そして、その日にやるべき精神治療を終えると、
患者さんの表情は明るくなり、すごく体が軽くなったとか
楽になったと言われることですね。

整体、カイロ、マッサージ等々、それらの後に楽になるのと、
全く、完全に次元の違う感覚であり、この治療を受けた方からは、
「こんな感じは初めてです」と言われることがほとんどです。

しかし、それはその人が過去にものすごくつらい体験を
している場合の話で、幸せに人生を生きてこられた人には
ないのだと思います。

残念ながらそういう人は大変少ないのですが・・・。