私は治療において、NMRTを使って、
何をどうするか決めていきますが、
答えは正しい、あるいは的確です。
ただ、どういう聞き方をしていくかが大事です。
聴き方が良くなければ、身体は正しく回答したくても
「?」となってしまい、質問を受け付けないか、
またはこちらの意図とは違う答えをするかも知れません。
いえいえ、それだけ変な回答をしてきたときに、
もっと深い意味があるのに、こちら側がそれを汲み取れず、
適切な対応が出来なくて、効果が出ないということもあります。
ただし、NMRTは正しく行えば、
身体はきちんとそれに応えてくれるのです。
患者さん本人が意識できない、
または忘れてしまっていることまで教えてくれます。
だから、どういう聞き方をするかが、
非常に重要になってきます。
もし身体が答えてくれないということが
起きたとしたら、それにも必ず意味があります。
だから、それを術者の方が十分に読み取るように
しなければなりません。
身体から返ってくる答えに対し、
こちらの方が判断ミスすることがあれば
やはり、効果的な治療は行えないのです。
これは、練習・実践を続けて、習熟させていくしかありません。
常に努力で、常に勉強です。