ワールドセラピーシステム

すごいね

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ついこの間、
「婦人倶楽部 昭和24年2月号」
と言うのを入手しました。

そこには、昭子夫人(2人目の奥様)との
馴れ初め等の話が出てきます。

以前よりその話は知っていました。
(トンデモ本シリーズの中で紹介されている)

知らない人は、野口先生の再婚の話
(ちなみに奥様も再婚)は
びっくりと思いますが、

17歳で開業、
21歳で患者数が
東京一になり、

野口先生自身が日本一の
治療家と自負していたが、

ある日、
フランスの古典音楽の
レコードを聞いて、

その芸術的香気の
高さと偉大さに、

自分の技術の
あまりにも幼稚・低・劣さを感じ、

音楽に導かれて技術を磨く事に
専念したそうである。

尚この雑誌の記事には、
多々の知らない事が記されていて、

野口整体を知る人でも、
これは知らないであろう
と言うものがあった。

だから最近m
入手した野口先生の
初期の資料を見ると
非常に面白いものがある。

音楽を聞いて、
自分の未熟さに気づき、

更に高みを目指し、
努力し、

そして実際にそこへ
行き着いた野口先生の事は、
身習う・見習う点が多い。

今読み返すと、
随分今の自分の感覚に合っていて、
味わいがある話が多い。

野口晴哉著作全集(第1巻)の
巻頭ある17歳の野口先生の写真を見、

そしてその当時、
書かれたものを読むと、

自分の17歳の時の心境との差に
愕然とする思いである。