ワールドセラピーシステム

そこに、いつ何を行い、いつ止めるのか?

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治療で重要なことは、
その症状に対してのアプローチ(治療)を、

いつ行い(今日、次来たとき、あるいはいつか)、

何の治療をして、

その日、その部位に対しての治療を
いつ止めるのかを決定することである。

身体の感受性も、回復力も、その時々で違うし、
また受け取れる刺激量も、情報量も、その時々により違う。
(私は治療とは、組織、神経、精神に対し、
一定の情報を与えることと考えている。)

すぐれた治療家は、直覚的にそれを感じ取り、治療を止める。

私は常に患者さんの身体を通して、
潜在意識にチェックして決めている。

やり足りなければ、こちらの思っているだけの
良い反応を、患者さんの身体は起こさないし、

やり過ぎれば、患者さんの心身は疲れてしまい、
回復させるための安静時間が必要となってしまう。

好転反応として出てくるものは良いけど、
やり過ぎによる組織疲労は出さないように
注意するべきである。

好転反応とは、今まで機能しなくなっていた
身体の組織ー血液や神経の働きが動きだし、
悪い状態を改善するために体内で活動を
始めることによって出てくる症状のことである。

良くなるための一時的な現象である。