「心身修養の道は、先ず形を練った方が良い。
形を練るの秘訣は、精神を気海丹田に凝らすのが良い。
気海丹田、即ち中心に、精神が籠ると、
自ら形、即ち体が確りして来る。
体が確りして来ると、
「健全なる精神は、健全なる身体に宿る」で、
自ら精神が強くなる。
精神が強くなると、身体が丈夫になって、自ら長生きする。」
治療家はもちろん、健康になってもらうために施術を行うが、
単に体調が良くなっただけではなく、
患者さんがより良い人生となるよう
強健体に導くことが出来たら本望である。
いつ、また具合が悪くなるのかと考えたり、
ストレスのある環境で、不安を抱えたりするのでなく、
心身強くなってもらいたいものであると思っている。