ワールドセラピーシステム

アレルギー治療の過程

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昨日、緊急で治療を受けにきた、
まだ小さな女の子の話です。

そのお子さんは、喘息と膝裏に
軽いアトピーがあり、治療に来ています。

まだ10回に満たないくらいの治療ですが
効果は出てきています。

喘息は今のところ出てないですね。

最初の頃に、アレルギー治療で
アレルギーが良くなってくると、

良い時と、突然にアレルギーが出る時が
ありますと話しておきました。

それは多くの場合、アレルギー疾患を持つ人は、
本人は気が付かないものまで、本当に
すごいかなりの数の物事にアレルギーを
持っており、

常に体が刺激されるづけているので、
飽和状態になっていて、悪い状態を
維持しています。

治療が進むと、アレルギー反応を起こす
ものが減って、常に刺激されない良い状態が
出てきます。

しかし、全てのアレルギー物質が治って
反応しなくなっているわけではないので、
残っている物事に反応します。

だから、急に悪くなったような印象になります。

しかし、それは良くなってきている、一段階上の
状態になってきているんですよと言います。

そして患者さんに聞いているのは、
その反応が出る前に、何がありましたか?
何か原因となったことに心当たりありますか?です。

それを聞いて、その原因が特定されるようにします。

もちろん分からない場合でも治療していきますが、
その時の反応の原因を特定し、治療する方が
効果的です。

その子供さんが緊急で来たのは、今年初めての
プールに入ったら、身体全体が真っ赤になったので
びっくりして当院にTELしたそうです。

お母さんも、身体は赤いが特に痒がらず、アトピーの
ところも赤くならず大丈夫だったので、それほどの
心配はされてなかったのですが、

気になって来られたとのことです。

それは正解で、その時反応を出した原因を
考えられるものを出来るだけ割り出して
治療しました。

お母さんには、良くなってきている証拠ですと言ったら
安心して帰られました。