性格や考え方、習慣によりその時々の
出来事や状況において、手を握りしめたり、
額にしわよせたり、肩に力を入れたりします。
しかも、ほとんど無意識で。
このパターンが色々な形で、しかも
複雑に組み合わされて症状や病気が
起こります。
つまり、そのパターンを崩し、壊して
いかないと、本当には治らぬという
ことがあるのです。
逆もまた真なりで、そのような身体の緊張を
させることによって、そのパターンで生じる
精神状態や決心の方向性、考え方を
呼び込みます。
この場合、身体のパターン修正によって、
考え方や気持ちが変わっていくという
ことがあります。
ただし、これは単純な治療法でそうなる場合も、
もっと複合的に治療を組み合わせないとならない
場合もあります。
精神面から身体に持っていくのはWTSがあり、
肉体から精神に持っていく方法に、
ソマトエモーショナルリリースや
インパクションテクニック、BDFTがあります。
より難しい状態の患者さんに対し、いずれの
テクニックも持つべき義務が、本当の治療を
やるならあると思います。