何年も前に、バイオダイナミックスのセミナーで
ユングの本が参考図書にあげられました。
その時は?と言う感じで十分にその価値が分からず
であったが、今の私には十分すぎる程よくわかる。
それは、魔法、錬金術に興味を持ち、
色々と読んで「137」パウリの本に出会って読んだ事が大きい。
この「137」と言う本を読んで頂ければ、なぜ故にユングの
重要性をここで示しうるか、よーくわかると思う。
ユングは、精神分析のパイオニアとして有名であるが、
その興味をもち研究したものが、中国の仙道、魔術、
オカルト、UFO、超能力、易と多方面に渡ることであろう。
治療家の先生もいつかは必ずユングの書物を通る
必要を感じる時がくるように、色々な事に興味を
もって勉強して欲しいと思う次第である。
私も何だかんだでユングの本は、10冊くらい持っている。
(まだ手はつけていませんが)
治療家が単に技術のみを追っている段階は、
まだ、初歩と言わざるを得ない!
多方面に向かって興味をもちはじめ、理解をはじめると、
その治療家は初歩から一歩大きく足を踏み出した
と言う事になる。
そこでその先生の手技は次元を超えて、上の次元へ行く。
私の学んだ優れたオステオパスは、皆さん手技に留まって
いなかった。とても素晴らしい事だと思う。
私にはまだ早いからといって、それに手を出さず、
そして一歩を踏み出す勇気のない先生に言いたい。
では、「あなたの手技の勉強は、いつ一段落するのですか?」
現に私自身まだまだ手技は追求しています。
それは、興味があると感じ、必要なのかなと思ったら、
やるのは「今でしょ!!」と言う事になる。