ワールドセラピーシステム

私の考え方

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私はセミナーを行っています。
当然のことながら、利益を得るためです。

 

しかし、それだけでしょうか?

 

私は自分の作り出した技術が臨床上
有効であることを認めていることと、
今現在の治療者に欠けているものがあることを
感じていて、それを何とか正したいという気持ちがあります。

 

この世のすべての治療者を
優秀にすることはできません。

 

しかし、私のセミナーを受け続けて、その中から
本当に優秀な治療家が生まれてくると思っています。

 

世の中には、だれもかれもセミナーを受けさせる、
大量の受講者に教えるやり方もあります。
それも否定しません。

 

その多くの人の中から優れた先生が
生まれてくる可能性は増えると思うからです。

 

ただし、このやり方は、逆に大勢の
「あきらめてしまう人」も作ってしまいます。

 

どちらのやり方は良い悪いではないのですが、
大勢に教えるのは、教わってきて、かつ
実際に行ってきて、私には難しいと思ったわけです。

 

私はだから自分の本当の技術を教えていますし、
来た人に見せもし、体験もしてもらいます。

 

そして、教えるべき人に、伝えるべき人に、
伝えたいという気持ちを持っています。

 

私はセミナー料を、ある組織のものより
高くしています。

 

それは、1回のセミナーで出す内容は、
それに十分見合うものを提供していると
考えているし、本当はむしろもっと
高くしたいのを抑えています。

 

だから時として、受講生に制約をつけたり、
または人によっては出禁にします。

 

これは私の中に、一子相伝という考えに
近いものを持っているせいかもしれません。

 

多くのボンクラ治療師を作るより、
真の治療家になってほしいという気持ちが
強いせいでしょう。

 

いつかその人たちの中から、私が信頼できる人に、
インストラクターになっていただき、技術を広めて
ほしいとも考えています。

 

だから私は来た受講生を、お客様という感じでは
見ていません。

 

儲けるならばもっと賢いやり方や
宣伝をすればよいと思います。

 

それをしていないということは、私の
話をしたことが本音であることを証明します。