人はしっかり形があるものを信じ、またそういうものがあると安心するものだ。
治療技術も、一定の方式があると学びやすいし、安心する。
しかし、それは治せることを保証しないのだ。
現実の治療行為は、「形の無い形」であり、臨機応援が求められるし、出来なければならない。
人は過去に大きな成功を収めていると、ついつい同じやり方がいつでも同じように結果を出すと思いこむ。
現実では、いつもそうはならないのである。
過去の事実は事実として良いが、常に進化しなければ、新しい状況にはついていけないよ。