人は、何かを目指して頑張るならば、
普通で良いとか、並みになれれば良いとせずに、
高いところへ、少しでも高いところへ上ることが
できたならば素晴らしいと思うのだが、
今の若者はそれはあまり望まないそうである。
確かに一般的職業においては、
これで済むのかも知れない。
しかし、こと治療に関しては、
これではまずいのだと思う。
しかるに、今治療に
携わっている人たちにも、
この傾向が見られるのは、
私の気のせいだろうか?
この傾向が見られるのは、
私の気のせいだろうか?
「他の人と同じくらい治療ができればよい」
「その患者さんが、とりあえず満足してくれたらそれでよい」
「一生懸命決められたステップのべんきょうをしているから」
「他の多勢の先生方と同じように勉強しているから安心である」
「他の先生が知らない知識や技術を知っているからすごいぞ」
とかである。
何か、勘違いしてやしないか?
その道のプロ言われる先生の態度は、技術、心構え、
気配り、一流の先生の持つ、その努力、まといついている
雰囲気、オーラをよく見てほしい。
あなたはどれほどのものを身につけているのか?
どんな気持ちで勉強を続けているのか?
志は?
等々、常に向上したいと思い気持ちを持って、
頑張れる人を一流と呼ぶ、呼ばれる資格を持つのだ、
と思うが、いかがであろうか?