ワールドセラピーシステム

4月8日の症例報告の続き

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N先生より貴重なる臨床報告を頂きましたので、
紹介致します。

本人には大変失礼なのですが、正直に言いまして、
最初セミナーや研修会に来られた時は物静かで、
ちゃんと覚えきれて、続けられるのかなという
気持ちでした。

そう思っているうちに、1年2年と勉強され続け、
大変明るくなり、セミナー中も少し自信を
持たれているように見えました。

そのN先生が、仕事の場では技術を制限されながらも
(自分で開業していない先生は、治療のやり方に対して
制約を受けることが多い)、最近は大変素晴らしい
結果を出されるようになりました。

特にWTSにおいては、継続して勉強を続けられれば、
N先生のようになれるのだということが証明されて、
大変嬉しい気持ちでいっぱいです。

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67歳女性

症状: 脳幹出血の後遺症による右半身麻痺

結果(治療回数は初回から合わせ15回程度)
   
※1回の治療時間は15分位
 2月から治療   

今まではベッドから起き上がる時に
麻痺側を下にして横向きになった場合、
ほとんど介助が必要だったが、

柵に掴まらなくても自力で肘や手をしっかりと使い、
なかなかスムーズに起き上がれるようになりました。

麻痺を考えたら本来左側を下にして横向きになってから
起き上がるが、もうその必要はなくなりました。

また、今までは立ち上がる際、左手で4点杖を持ち、
右手や右脇を支えてあげて立ち上がっていたが、
現在は何も掴まらずに自力で椅子から上手に
立ち上がることが出来るようになりました。

歩行も両引きによる歩行も可能となり、
不随意運動による右手の大きな振戦も以前より小さくなっています。

治療方法は治療エネルギーで脳神経などにも
アプローチしているが今までと変わりなし。

改善された症状は徐々に良くなってきたというより、
どちらかというと突然改善されたので自分自身も
ただただ驚くばかりでした。

脳卒中の後遺症で悩んでおられる方や
リハビリを行う理学療法士の方々にも
是非WTSという治療法の存在を
早く知って頂きたいと思います。

*****

私もN先生と同じ意見であり、ぜひこの技術を
現場に持ち込んで、多くの人が救われていく
ことを望みます。

ワールドセラピーシステム研究会
代表 田尻 茂