これは、善良な人が、悪い人と
知り合いになることで働きます。
悪い人と知り合いになった時(急性の状態、
ぎっくり腰等)、これではいけない、なんとか
手を切らないとと思っています。
しかし、急性期をすぎ、その悪い状態に
身体が適応しだすと、強い痛みが無くなって、
疲れた時、無理をしたとき、ある動作をした時に、
痛いと慢性になります。
こうなると身体はその悪い状態を良しとして受け入れ、
その状態でもって身体を機能させようとすることになります。
これは、悪い人と思っても、次第に善良な気持ちが
マヒして、自分も悪いことをしても、良心が
痛まなくなるのと同じであります。
だから、根本的に問題を取り切りたいなら、
悪とは一切手を切る決心をしなければなりません。
治療においては、それが1つのポイントとなります。