お知らせ
2018年6月30日
WTS通信 ６４９ 中心軸について
WTS通信 ６４９ 中心軸について
中心軸は中心力から連なる無形の線である。
これについては人に聞いて理解するものではなく、
自ら体験し、形成していくものです。
答えはすべて、「聖中心道肥田式強健術」の
本の中にあります。
まったく外界の何かに影響されず、かつ
影響を与えていく力を習得したいと願うならば
この肥田春充先生の「聖中心道」の一書は
必ず読むべきと思います。
中心力も中心軸も、有形のものではありません。
有形から入っていかなければ形成されないものです。
だから強く想念したり、力を入れるというのは
まったくの邪道です。
肥田先生は、「行住坐臥」と言っています。
もし丹田力というものが、常に力を込めて
いなければならないなら、それは不便であり、
実用の用に適さずとも肥田先生は言っています。
地震の身体の形を整え、心を静め、沈め、
余計な力を籠めず、形から自然に形成されて
行くのを待つのが本当です。
これをしなければ禅病になるか、
邪道に入るでしょう。
よくよく工夫し、鍛錬することです。
