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2017年12月15日

WTS通信 522 悪は悪か?

WTS通信 522 悪は悪か?

今この本を読んでいるが、これは
けっこうおもしろいのでお勧めである。

 

 

例えば、ヘリコバクターピロリについてだが、
これは胃炎や胃潰瘍の原因になっていると
言われ、見つかったら駆除するようだが、
これは腸内細菌の一種であり、この菌は
有用であり、なくすことばかり考えない
方が良いと書いている。

 

まだすべてを読み切っていないので、
何とも言えないが、そのものの一面だけ見て
悪いと判断し、それをなくすことばかり
考えない方が良い。

 

必要性のある理由があり、人間はまだ
それを見つけていないだけということが
あるということである。

 

だから私も、その人が胃潰瘍があって云々と
いう時は、やはりそれは治療すべきか否かを
NMRTで判定して行うことができて、
自分の思い込みとか一般に良くないと
言われているから治療しないといけない
と思わないことである。

 

人間の浅知恵で善し悪しを判断するのではなく、
客観的に見られるようにしていかなければ、
治療も正しい方向に進んでいかないだろう。

 

その辺をもう少し多くの治療者には
分かっておいてもらいたいところである。

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