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2017年12月2日

WTS通信 512 面白い症例

WTS通信 512 面白い症例

やはりこの方も精神治療メインで
良くなってきている人です。

 

まだ数回しか来られていません。

 

その人には1~2週間に一度
治療に来なさいと伝えました。

 

しかし、家庭や仕事の都合で難しいとのこと。

 

NMRTで「3週間が限度」と出ていたので、
それを告げました。きちんと3週間で
来たときは、症状は戻っていませんでした。

 

今回事情により1か月以上空いて来ました。

 

その人が「1週間前から症状が戻って
来ました。最近寒くなってきたせいかと
思うのですが」というので、NMRTで
調べると、そうじゃなく、「治療期間が
空いたせい」と出ました。

 

本人に伝えると、私の言葉を信じ切っていない
ことが見て取れました。

 

そこで私は、圧テクニックを用いて、
10日前のその人のコンディションに
戻してあげ、症状を再確認すると、
「楽です!よく動けます!」と。

 

そこで再びその人のコンディションを
現在に戻すと、また身体は動けなくなりました。

 

その人は少し気を落として、「やっぱり
期間が空いたせいですね」と。その人は
内心はそうじゃないかと思っていたようでした。

 

人というのは、悪い自分というのを
認めたくないものです。

 

私は、「あなたにはしっかりと言ってあった
はずですよ。治療は1度治療し、状態が
改善したら、調子が落ちる前に次の治療を
行うべきで、それが下がってきてから治療する
というのは、私が一度持ち上げてあげたのを
自分で下げてしまい、また私があげてあげる
というのを繰り返すことで、回復はその分
遅くなるということです。

 

私はあなたがゆっくり治っていこうが
早く治っていこうが全く構いません。
私は困らないのですからね。ただし。ここに
通われている以上は、なんとかしてあげたいと
思っているわけで、こちらのアドバイスを
聞いてくれず、良くならないのは、自分のせい
ということをよく理解してください」と
はっきり言い、治療を続けました。

 

やはり精神治療のみで身体のすべての
症状が好転し終わりました。

 

これを読んでいる治療側の人も、
受ける側の人も、この辺はよくよく
考えてほしいことです。

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