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2017年11月29日

WTS通信 509 福島原発

WTS通信 509 福島原発

「のどもと過ぎれば」では済まないことが
今多くあります。

 

この前ニュースで、福島の方で甲状腺がんが
増えていて、それと放射性ヨウ素131との
関係について話が出ていました。

 

今多くの人は、原発事故により生じている
放射能が、今も地球環境、そして生物、
人間に悪影響を及ぼし続けていることを
忘れているようになっていると思います。

 

それは大きな間違いであります。

 

癌については、今色々と調べて研究中です。

 

例えば、「テロメア」というものがあり、
それが細胞分裂の制限をしており、一般に
その回数は50回と言われ、これが尽きると
寿命も尽きてしまうといわれており、
「テロメラーゼ」という酵素がテロメアの
活動に関係してくる、つまり長寿をもたらす
と言われています。

 

このテロメラーゼは、骨髄や上皮細胞の
再生系組織にごくわずかしかなく、例外で、
「生殖細胞」および「癌細胞」には
このテロメラーゼがあるというのです。

 

そのせいで癌細胞は不死の細胞と
言われているのだそうですが、この辺も
癌を考えるときには重要となりそうです。

 

また、通常発がん性の強い物質は、
科学的には比較的不活性だが、肝臓で
代謝され、反応性の強い物質に変化を
起こし、初めて細胞を損傷するとのことです。

 

このとき触媒として、シトクロムP-450
酸化酵素群が関与してしまうようです。

 

これは普通は毒を無害にし、排出しやすい
化合物に変えるけど、ある種の化学物質を
変異原性の高い物質にも変えてしまう
ことがあり、活性化する発がん性物質として
コールタール、たばこの煙に存在する
ベンゾ(α)ピレンやカビ毒素の
アフラトキシンB1などになる。

 

これらの現象も考慮せねばならない。

 

工業で利用される2-ナフチルアミンや
アスベストなどは、発がん性が非常に高い
ことが分かっている。

 

そして、タバコの煙は、今日、世界中で
最も重要な発がん性物質である(The Cellより)。

 

まだまだ考え、調べねばならないことが多い
のが癌であることは間違いないが、これは
多くの会員の協力が必要であり、私一人で
どうのこうのできる内容ではない。

 

会員はただ受け身で技術を教わり、
使っているだけではダメで、工夫し、
アイデアを出し、進化させねばならない
義務がある。

 

そこに私がワールドと命名した理由が
あることはガイダンスで説明している
とおりであり、各会員は、入会面接時に
勉強、努力、精進することを誓っている
はずである。

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