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2017年8月25日

WTS通信 435 オールマイティに!

WTS通信 435 オールマイティに!

今回の「触るからはじめるオステオパシーセミナー」で、
爪から全身に影響されうるということを
実技でもって示し、全員に練習して
頂きました。

 

臨床では、腰の痛みと首の硬さなど、
足の親指の爪を治してすべて消したり、
膝の悪さを、やはり足の爪を治してとったり、
手首の痛みや指の痛みを、やはり手の爪を
治療して症状を取ります。

 

かと言えば、内臓を治療して腰の痛みを
とったり、精神を治療し、肩こりや
脊柱の歪みを治したりします。

 

私は、より広範囲な症状に対して、
何でも治療できうる技術を持つべき
であると考えています。

 

もちろん、精神の治療に特化するのも
良いと思います。

 

ただし、筋肉の操作だけとか、背骨の矯正、
骨盤矯正だけとか、クラニアル主体とかは
ダメです!

 

こんなものは、これからやる先生は、
ますます増えていくでしょうからね。

 

また、これだけで全てまかなえるなんて
言うことは全くあり得ません。

 

医者が自分や家族に、薬は良くないからと
言って飲ませなかったり、抗がん剤は
まったく聞かないどころかマイナス面の
方が強いのに、患者には使い、自分がガンに
なったときには使わないのと同じくらい
卑怯なレベルで、自分の技術では治せない
のを知っていて、筋骨格以外の症状に
対応しようとしている先生は良くないと思います。

 

技術を持たぬ先生は、しっかりと勉強、努力、
お金の投資をして、技術を学んで身に付けるか、
その技術を持っている先生にその患者さんを
任せるのが、治療家としての良心である
と思います。

 

しかし、その先生が、治療者としての誇りを
持つのであれば、やはりお金がかかっても、
時間がかかっても、努力しなければならない
としても、何かを犠牲にしても、それら
多様な症状に対応しうる技術を学び、
身に付けるべきであろうと思います。

 

さてさて、世の中にこの治療家としての
良心をしっかり持つ先生が、
どれだけいるのか、いないのか?

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