お知らせ
2017年6月2日
WTS通信 372 光と影
WTS通信 372 光と影
絵を書く、描くには光の当たるところ
だけでは形になりません。
物に光を当てると、当然出てくるのが
影の部分なわけです。
それがきちんとあることで、
形が浮かびあがります。
たとえどんなに薄く描いたとしても、
やはりそこには光と影がある。
でないと表現できず、作品にはなりません。
人生も1つの作品として例えるならば、
光だけではなく、そこに当然、影の部分があるわけです。
それでこそ生きた証となります。
お先真っ暗と言いますが、真っ暗ということが
分かるということは、光の当たる人生を
知っていたわけで、闇があればかならず
光は当たっています。
またそのように人生とはなっているのです。
それを本人に知らせ、理解してもらい、
人生を生きるよう導くのも、我々の仕事と思います。