お知らせ
2017年5月25日
WTS通信 363 テクニックの融合
WTS通信 363 テクニックの融合
「第2回触るから始める~」セミナーにおいて、
脊柱の検査を行った。そして優先を見つけるための
検査をやった。
セミナー最後の方で、傾聴(=内臓マニピュレーションで
行う検査法である)を練習した。
ロリン・ベッカーはこれを教えていない。
ある本の中に、このような記述があり、間違えるが、
ベンスギーD.O.が勝手に記述したものであり、
このことをバラル先生は本に書いていないと
私は直接バラル先生から確認を取っている。
ただし、この本のおかげで、我々は
ロリン・ベッカーD.O.の存在を知ることができた。
この技術は、オステオパシーの極意の1つであるし、
宝のような技術と考えているが、習得が大変難しい。
しかし、この技術ができるようになると、
知らない人からは魔法のように見える。
今回来られた受講生の人にデモを行った。
若いのに両肩が上がらないのを確認し、
傾聴で問題部位を見つけ出し、抑制すると
両肩の動きが良くなることを確認した。
なんでその制限を作り、肩が上がらなくなったかを
NMRTで確認すると、仕事中に飲むものに
原因があることが分かる。
何を飲むか本人に確認し、NMRTでチェックすると
コーヒーが原因と分かったので、仕事中には
飲まないようにアドバイスをして、治療すると
制限部位の傾聴反応は消失、肩が上がるようになった。
このように、傾聴(オステオパシー手技)と
NMRTを行い、WTSで治療するというのも、
優れたやり方であると思う。