お知らせ
2017年3月24日
WTS通信 318 歯科学再考1
WTS通信 318 歯科学再考1
今まで5回にわたって、私から見た
歯科の話をしてきた。
私が最も信頼している歯科医の丸山先生から
最近面白い話を聞いたので、紹介したいと思う。
人体にはいろいろな感覚受容器がある。
そして、それは歯肉部位にも存在している。
何かの理由で歯に異常があると、噛み合わせるとき、
その歯が危険を感じ、噛み合わせを、そこに負担が
かからぬようにずらすそうである。
そして、その歯を治すと、そういうことは
なくなるそうである。
また、歯茎が緩んで歯がぐらぐらしていても、
やはり虫歯等を治すとその場で止まるそうだ。
そして、もっと恐るべきことに、歯の状態が
悪かった形をちゃんと治すと、ぐらついている
歯は瞬時に形を変えて、位置が定まるそうである。
それを聞いて不思議と思うより、
「やはりなー」と思った。
みなさんはいかがですか?
この考え、現象を、今の歯科医は
ほとんど知らないそうである。
つまり、現代歯科理論の中にはないことである。